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新着書評 RSS 著者名:辻村深月 - RSS

著者名「辻村深月」で書評を検索しました。(全 28 件 / 1ページ目)
05/14
2010 11:46
太陽の坐る場所
太陽の坐る場所 / 辻村深月 | booklines.net (約600字) - booklines.net

高校卒業から十年目のクラス会。話題となったのは女優になったクラスメイトの「キョウコ」のことだった。次の時には彼女も呼び出そうと、みなで計画を立てるが、その実、彼女を思うとき、高校時代の罪が思い起こされて……高校時代にクラスの中心人物だった男女五人が、キョウコとの過去を思い出しなが・・・[続きを読む

カテゴリ:文芸 ミステリー |書名:太陽の坐る場所|著者:辻村深月
03/28
2010 17:00
V.T.R. (講談社ノベルス)
あのチヨダ・コーキの作品 書評『V.T.R.』 辻村深月 (約700字) - 身勝手な書評たち -書評ブログ-

若干17歳で代々社の新人賞を受賞してデビューしたチヨダ・コーキ。彼の小説や、それにまつわるフィギュアなどのグッズを総称して「チヨダブランド」といいます。昨日紹介した『スロウハイツの神様』という辻村深月の作品の中に登場するチヨダ・コーキとういう作家。かれのデビュー作である『V.T.・・・[続きを読む

カテゴリ:文芸 |書名:V.T.R. (講談社ノベルス)|著者:辻村深月
03/27
2010 17:00
スロウハイツの神様(上) (講談社文庫)
現代の「トキワ荘」 書評『スロウハイツの神様』 辻村深月 (約1100字) - 身勝手な書評たち -書評ブログ-

漫画雑誌出版社である「学童社」が自社の雑誌で連載を持つ漫画家を入居させたのが始まりのようですね。藤子不二雄、石森章太郎、赤塚不二夫、寺田ヒロオなどそうそうたるメンバーが住んでいました。さて、辻村深月が描く現代版「トキワ荘」ともいえるのが、この『スロウハイツの神様』です。猟奇的なフ・・・[続きを読む

03/26
2010 21:07
V.T.R. (講談社ノベルス)
(書評)V.T.R. (約900字) - 新・たこの感想文

怠惰な生活を送る俺の元に、3年前に別れたアールから電話が掛かってきた。「アタシは変わっていない」そう残したアールの痕跡を辿る俺は、別人のように痛々しく、すさんだアールの姿を知る。そして、アールが求めたものは……『スロウハイツの神様』の登場人物であるチヨダ・コーキのデビュー作という・・・[続きを読む

カテゴリ:文芸 |書名:V.T.R. (講談社ノベルス)|著者:辻村深月
03/23
2010 19:48
名前探しの放課後(上)
名前探しの放課後 辻村深月(2010/1/12読了) (約1900字) - カンガルーは荒野を夢見る

昔「ザ・ガードマン」というドラマがあった。若き日の宇津井健が警備会社のキャップを務める群像劇で、ガードマンであるにもかかわらず事件への関わり方は刑事ドラマとそう変わらない。強いて言うと、当時大流行していた「キイハンター」のように特別な捜査機関という印象だった。なぜこんな話を枕にす・・・[続きを読む

03/17
2010 13:10
ぼくのメジャースプーン (講談社文庫)
ぼくのメジャースプーン 辻村深月(2009/12/24読了) (約2000字) - カンガルーは荒野を夢見る

いまのところ、僕が注目している作家の一人だ。「凍りのくじら」の書評でも書いたが、「名前探しの放課後」に付けられたPOPに惹きつけられ、その上下本の装丁から学園物のちょっと淋しげなテイストに魅せられた挙げ句に読もうと思い立った。でも、POPには「どうせなら本書を先に読め」と書いても・・・[続きを読む

02/28
2010 21:00
V.T.R. (講談社ノベルス)
V.T.R./辻村深月 (約600字) - 猫は勘定にいれません

天才作家チヨダ・コーキ衝撃のデビュー作。…という設定の、辻村深月さんの新作です。チヨダ・コーキは辻村さんの「スロウハイツの神様」に登場する作家。架空の作家のデビュー作を、彼の生みの親本人が書いたということですね。近未来SFっぽい小説です。殺しの許可証"マーダーライセンス"を持つ選・・・[続きを読む

カテゴリ:文芸 |書名:V.T.R. (講談社ノベルス)|著者:辻村深月
02/26
2010 20:55
ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (100周年書き下ろし)
(書評)ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (約800字) - 新・たこの感想文

5ヶ月前、望月チエミは、母を殺害し逃亡。現在も、その行方はわかっていない。チエミの幼馴染みであり、故郷、山梨を離れ、東京でライター業をするみずほは、チエミの足跡を辿るべく、旧友たちの元を巡る……私は辻村さんと違い男性だし、山梨出身でもないのだけど、でも、私の生まれ育った場所、世代・・・[続きを読む

02/22
2010 00:00
ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (100周年書き下ろし)
辻村深月『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』 (約1500字) - 西東京日記 IN はてな

この小説は直木賞候補にもなったミステリーですが、ミステリーというよりは女性ならではの「関係性」を描いた小説と言えるでしょう。この、小説で描かれる関係性の一つは山梨県という東京と微妙な距離感のある地方の女性たちの間の関係性です。地元の高校や短大を出た女性たちは、地元の会社に昇級の無・・・[続きを読む

02/18
2010 15:22
凍りのくじら (講談社文庫)
辻村深月 凍りのくじら (約1400字) - マロンカフェ 〜のんびり読書〜

藤子・F・不二雄をこよなく愛する、有名カメラマンの父・芦沢光が失踪してから五年。残された病気の母と二人、毀れそうな家族をたったひとりで支えてきた高校生・理帆子の前に、思い掛けず現れた一人の青年・別所あきら。彼の優しさが孤独だった理帆子の心を少しずつ癒していくが、昔の恋人の存在によ・・・[続きを読む

02/17
2010 13:05
凍りのくじら (講談社文庫)
凍りのくじら 辻村美月(2010/2/10読了) (約1900字) - カンガルーは荒野を夢見る

辻村作品はこれで3作目だ。毎回、学校という閉鎖的な空間と、これまた閉鎖的な家という空間、さらには田舎町(地方都市)という、ぬるくもあり忌まわしくもある空間で、自らの居場所に対してきわめてナーバスでクールな感覚を持ち合わせている少年や少女の物語だ。僕は「ぼくのメジャースプーン」「名・・・[続きを読む

02/11
2010 05:05
V.T.R. (講談社ノベルス)
V.T.R. / チヨダ・コーキ(辻村深月) (約800字) - booklines.net

三年前に別れた恋人・アールからかかってきた電話。それは、彼女自身の噂話を訊いたとしても、自分は変わっていない、ということを告げる内容だった。女に世話されて生きてきたティーは、引き篭っていた山から街に降りて、情報屋や友人たちからアールのことを訪ねきいて現れたアールの姿は、とても荒ん・・・[続きを読む

カテゴリ:文芸 |書名:V.T.R. (講談社ノベルス)|著者:辻村深月
02/11
2010 00:00
V.T.R. (講談社ノベルス)
V.T.R. ★★☆☆☆ (約900字) - ub7637と隣り合わせのHIGHな青春

すぐに気付く仕掛けであっても、ミステリーとして十分通用する内容である。ただ、全体的に少し物足りない面白さ。作品の"至らなさ"が狙って実装したものか、それとも偶然書けたものなのか、判断に困る。同著者の『スローハイツの神様』に出てくる売れっ子作家、チヨダ・コーキのデビュー作。『ドラえ・・・[続きを読む

カテゴリ:文芸 |書名:V.T.R. (講談社ノベルス)|著者:辻村深月
02/10
2010 00:00
スロウハイツの神様(上) (講談社文庫)
感動を完璧に創作されちゃうと、やられたとしか言いようがない 「スロウハイツの神様」 (約1100字) - 本読みのスキャット! Be Bop a Bodda Bop

人気作家チヨダ・コーキの小説で人が死んだ―あの事件から十年。アパート「スロウハイツ」ではオーナーである脚本家の赤羽環とコーキ、そして友人たちが共同生活を送っていた。夢を語り、物語を作る。好きなことに没頭し、刺激し合っていた6人。空室だった201号室に、新たな住人がやってくるまでは・・・[続きを読む

01/09
2010 16:11
凍りのくじら (講談社ノベルス)
凍りのくじら (約1300字) - ◆小耳書房◆

写真家だった父は癌に冒された身体で行方不明となった。死ぬところを妻や娘に見せないため?父の好きだった『ドラえもん』、頭がよくて読書好きというだけで、『ドラえもん』が一番好きとは言えない高校生の理帆子。学校でも外の友達の前でも、本音を出せず「少し・不在」な自分で付き合う。弁護士を目・・・[続きを読む

12/02
2009 14:18
ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。
辻村深月「ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。」 (約600字) - 読書日記PNU屋

幼なじみのチエが、親を殺し失踪した。ライターのみずほは、チエの足跡をたどるが…友情物語。母親殺しと逃避行で始まる本書は、テーマから桐野夏生「リアルワールド」を想起させるが、あれほどスリリングな展開ではなかった。出だしはとても面白そうなのに、なぜ停滞感が漂うのだろう。それはたぶん、・・・[続きを読む

11/16
2009 13:24
ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。
ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ/辻村深月 (約600字) - colorful

はじめは自殺かと思われたが、家にいたはずの娘がキャッシュカード等とともに失踪しており包丁についた指紋や血液のついた衣服が捨てられていること等から警察は事件性が高いと判断し、重要参考人として望月チエミを指名手配した。チエミは地元企業で契約社員として勤め、職場や友人からは「真面目」と・・・[続きを読む

11/13
2009 00:00
ぼくのメジャースプーン (講談社文庫)
ぼくのメジャースプーン ★★★★☆ (約1000字) - ub7637と隣り合わせのHIGHな青春

高校生をメインに据えた今までの作品と異なり、主人公が子供となっているが、辻村深月という作家の個性が存分に発揮されていた。テーマ性ある物語としても、ミステリーとしても、まとまりがよく、完成度の高さという点で、今までの作品群の中でもっとも優れている。人の正義と悪、罪と罰を問う難しいテ・・・[続きを読む

10/13
2009 18:05
ふちなしのかがみ
(書評)ふちなしのかがみ (約700字) - 新・たこの感想文

まず、この作品に関しては、バラエティ豊かだな、というのを感じる。まっすぐに怪異があって…というような話があれば、もはやブラックジョークの世界へと入り込んでいる話があり、いつも通りの技巧で攻める話があり、また、ちょっと良い話がある…と、5編ながら、それぞれに違った味わいを示す作品が・・・[続きを読む

カテゴリ:ファンタジー 文芸 |書名:ふちなしのかがみ|著者:辻村深月
10/13
2009 16:11
ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。
VOL.1『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』 (約5100字) - 書評王の島

いやー、10か月も更新できませんでした。すみません。間があきすぎてしまったので、いったん仕切りなおして、これからは、同じ本について話していけたらいいなあと思います。というわけで「新・ねにもつ2人」(笑)。第1回は、辻村深月『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』(講談社)の巻でございます。私・・・[続きを読む