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新着書評 RSS カテゴリ:ミステリー - RSS

カテゴリが「ミステリー」の書評を表示しています。(全 1493 件 / 1ページ目)
09/02
2010 23:10
仕掛けられた罪 ミステリー傑作選 (講談社文庫)
仕掛けられた罪 (約2400字) - 晴れ、ときどき読書

ニオイスミレの咲く丘に住む小さな二人の女の子、ターニャとソーニャ。優しいお母さまに大切に大切に育てられている二人。ところがある日、大きな大きなソビエトの兵隊が訪ねてきて―「お母さまのロシアのスープ」(荻原浩)。伊坂幸太郎「死神と藤田」、山口雅也「黄昏時に鬼たちは」他、全9編の短編・・・[続きを読む

09/01
2010 22:22
ブラックチェンバー
書評260 大沢在昌「ブラックチェンバー」 (約1300字) - ミステリ読みまくり日記          ~書評(ネタバレあり)

一体いつまでこのクソ暑い日々が続くのかと思うと、ホントいやになりますが、今日は帰り道にセブンイレブンでおでんなど買ってしまいました。よく「コンビにのおでんはヤバイから買わないほうが良いよ」といったお話がありますが、それは従業員教育ができていないお店の話ですね。オーナーがみずから店・・・[続きを読む

カテゴリ:ミステリー 文芸 |書名:ブラックチェンバー|著者:大沢在昌
09/01
2010 21:25
山魔の如き嗤うもの (ミステリー・リーグ)
『山魔の如き嗤うもの』/三津田信三 ◎ (約1800字) - 蒼のほとりで書に溺れ。

いやぁ、暑いですねぇ。今日から学校がやっと始まり、うるさい子供たちがいないので、やっと一息つけますよ、私。て言うか、いつまでこの暑さは続くんでしょうか、いい加減勘弁して欲しいです・・。実は水無月・Rの家、事情があって今夏ノーエアコンでして。室温37度という世界では、本を読むという・・・[続きを読む

09/01
2010 20:44
サクリファイス
サクリファイス ほか/近藤史恵 (約700字) - ひかりのまちで

ここのところ立て続けに読んでいた近藤史恵。きっかけは「サクリファイス」。彼女の作品を読んだのはもう10年近く前、デビュー直後の作品「ガーデン」を読んでふうん、と思って以来のこと。「サクリファイス」はミステリというより自転車ロードレースの世界を描いて秀逸だという評判を、あちこちで目・・・[続きを読む

カテゴリ:ミステリー 文芸 |書名:サクリファイス|著者:近藤史恵
09/01
2010 19:16
水上のパッサカリア (光文社文庫)
(書評)水上のパッサカリア (約600字) - 新・たこの感想文

一回り年下の内縁の妻・奈津を喪って半年。奈津のかわいがっていた犬と共と田舎町で静かに暮らす勉。だが、そんな勉の前にかつての「仲間」が現れる。そして、奈津は殺されたのだ、と告げ……うーん……感想を書くにあたり、色々と他の方の感想とかを見てみたが、賛否両論。そして、私自身は、かなり「・・・[続きを読む

09/01
2010 15:13
コッペリア (講談社文庫)
コッペリア (約600字) - 本読みな暮らし

著者の作品を読むのはこれで7作目。これまでは連作短編か短編集だったが、本書は長編作品。また、「日常に潜む謎」を描いたこれまでとは違って、本書が描くのは日常から薄いヴェールで隔てられたような非日常。タイトルの「コッペリア」は、からくりで動く人形とそれに恋する青年が登場するバレエ作品・・・[続きを読む

09/01
2010 00:46
11文字の殺人 (光文社文庫)
11文字の殺人 (約600字) - アモーレと労働法

東野圭吾『11文字の殺人』(光文社)を読みました。東野圭吾の本は定期的に,読みたくなるのですが,今回は,飛行機に乗るときに荷物を預けてしまい持ち込むことがないことに気付いたので,空港で買って読みはじめました。この本も楽しめました。途中まで犯人はまったくわかりませんでした。筋書きも・・・[続きを読む

09/01
2010 00:00
ユダヤ警官同盟〈上〉 (新潮文庫)
マイケル・シェイボン『ユダヤ警官同盟』 (約1200字) - logical cypher scape

帯を見ると、「このミステリーがすごい!3位!」「ヒューゴー賞/ネビュラ賞/ローカス賞3冠!」とあり、ミステリなのかSFなのかという感じがするが、まあたぶんハードボイルド訳者あとがきには、「改変歴史SF+ハードボイルド・ミステリ+純文学という、境界を侵犯しジャンルを横断する文学――・・・[続きを読む

08/31
2010 23:59
ふたりの距離の概算
『ふたりの距離の概算』 (約1400字) - 積読を重ねる日々

(今回は物語のあらすじをけっこう書いてしまっています。まだ本を読んでいない方は、行こうの駄文は目にされない方がよいと思われますが勿論そんなのはその人の自由です)古典部シリーズの最新作かー。まさかきちんと続編が出てくれるなんて、嬉しい話です。今回も非常に青春ミステリとしてすごくいい・・・[続きを読む

カテゴリ:ミステリー 文芸 |書名:ふたりの距離の概算|著者:米澤穂信
08/30
2010 23:22
白砂
(書評)白砂 (約700字) - 新・たこの感想文

アパートをしながら受験を目指していた女性・高村小夜が殺害された。真面目だった、という彼女だが、アパートに通う中年男性、振り込まれいていた大金、そして、質素倹約を絵に描いたような彼女には不釣り合いなペンダントが残されていた。捜査に当たる刑事の目黒と山名は、そのペンダントが遺骨を用い・・・[続きを読む

カテゴリ:ミステリー 文芸 |書名:白砂|著者:鏑木 蓮
08/30
2010 00:10
沈黙博物館 (ちくま文庫)
小川洋子の「沈黙博物館」を読んで (約700字) - mmpoloの日記

毎日新聞のコラム「この人・この3冊」で湯川豊が小川洋子のベスト3冊を選んでいる(8月1日)。湯川豊は筒井康隆の「文学のレッスン」でインタビューアーを勤めた文芸評論家、文学の読みでは確かな人だ。湯川は小川洋子の次の3冊を選んだ。おお、「博士の愛した数式」が入っていないんだ。小川洋子・・・[続きを読む

08/29
2010 21:09
消えた娘 (新潮文庫)
待ち続ける女 クレイ・レイノルズ『消えた娘』 (約900字) - 奇妙な世界の片隅で

(土屋政雄訳新潮文庫)は、読者の心を揺さぶってやまない、ふしぎな味わいのサスペンス小説です。資産家ながら、浮気性の夫に愛想をつかしたイモジンは、18歳の美しい娘コーラを連れて、家を出ます。車の故障のため、たまたま立ち寄った田舎町アガタイトで、二人は修理の間、役所前のベンチで待つこ・・・[続きを読む

08/29
2010 00:00
ハローサマー、グッドバイ (河出文庫)
驚天動地の設定 「ハローサマー、グッドバイ」 (約700字) - 本読みのスキャット! Be Bop a Bodda Bop

戦争の影が次第に深まるなか、港町の少女ブラウンアイズと再会を果たす。ぼくはこの少女を一生忘れない。惑星をゆるがす時が来ようとも……少年のひと夏を描いた、SF恋愛小説の最高峰。待望の完全新訳版。1年半くらい前に購入して本棚にずっと放置してたんだけど、今回ようやく読んでみました。役人・・・[続きを読む

08/28
2010 16:00
トッカン―特別国税徴収官―
トッカン―特別国税徴収官― (約700字) - 季節の切り抜き帳 ~ Clipping of Season ~

東京国税局京橋地区税務署に所属する、言いたいことを言えず、すぐに「ぐ」と詰まってしまう鈴宮深樹(通称ぐー子)は、冷血無比なトッカン・鏡雅愛の補佐として、今日も滞納者の取り立てに奔走中。納税を拒む資産家マダムの外車やシャネルのセーター、果ては高級ペットまでS(差し押さえ)したり、貧・・・[続きを読む

08/27
2010 18:08
九月は謎×謎修学旅行で暗号解読 (講談社ノベルス)
(書評)九月は謎×謎修学旅行で暗号解読 (約700字) - 新・たこの感想文

9月、修学旅行で京都へ趣いた琴葉と棚彦は、理事長の差し金により、六角館での秘宝探しをすることに。ところが、そこの令嬢・明日香が行方不明になり琴葉は館に現れた別の探偵「なるさん」と、令嬢探しに。一方、横浜の学園では保が妙な暗号を見つけ……今回は、文字通り、暗号解読。それも、六角館の・・・[続きを読む

08/27
2010 06:32
すべての美人は名探偵である (光文社文庫)
すべての美人は名探偵である (約1000字) - 晴れ、ときどき読書

美貌の歴史学者・早乙女静香が、沖縄研究旅行中に遭遇した殺人事件。被害者は徳川家の秘密に関する古文書を秘匿していた!?沖縄-北海道での同時殺人、さらに古文書とある童歌の秘密に静香と女子大生・桜川東子が挑む!不可能犯罪と歴史の謎、さらにはなぜかミスコンまで登場、これぞ鯨ミステリーの真・・・[続きを読む

08/27
2010 00:00
すベてがFになる (講談社文庫)
すベてがFになる (約1000字) - 琥珀色の戯言

森博嗣先生のデビュー作(実際に書かれたのは、この作品が最初ではなかったそうですが)。いままで森先生の作品は、『スカイ・クロラ』とエッセイ、新書しか読んだことがなかったのですが、旅行の移動中に読むためのちょっと厚い本を探していたら、未読だったこの本にたどり着きました。僕は「理系」じ・・・[続きを読む

08/26
2010 20:27
聖と俗と (創元推理文庫)
聖と俗と/フェイ・ケラーマン/創元推理文庫(1993.12.17発行) (約600字) - 海外ミステリの本棚

17年前このシリーズは読んだ記憶がありますが、最新作を読んで今回また読み返すことにしました。クリスマス・イヴにデッカーと山の中でキャンプを張っていたリナの子供サミーが黒焦げの人骨2体を発見したところから本編第2作は始まります。社会の厳しい現実と宗教の説く理想とのギャップ人はどうや・・・[続きを読む

08/26
2010 18:37
バラバの方を (トクマ・ノベルズ)
(書評)バラバの方を (約600字) - 新・たこの感想文

大物画家・山田明の私設美術館の開館パーティー。山田を中心に、様々な敵意の交錯するその中で、事件は起きる。展示室に置かれた聖者殉教の絵画と同じような形に損壊された死体の山。そんな中、パーティー参加者である新聞記者・持田の元には、犯行予告と呼べる手紙が届いていた……後書きの中で、「ア・・・[続きを読む

08/26
2010 13:56
マークスの山(下) 講談社文庫
マークスの山(上)(下) (約700字) - 本読みな暮らし

2ヶ月半前に読んだ同書の再読。いや、以前に読んだのは単行本で今回読んだのは文庫本なので、正確には再読とは言わないのかもしれない。普段こういう読み方はしないのだけれど、以前のレビューに「文庫版の方が面白かった」という声をいくつか頂いたので読んでみた次第。また、著者は改版や文庫化の際・・・[続きを読む