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新着書評 RSS カテゴリ:ミステリー - RSS

カテゴリが「ミステリー」の書評を表示しています。(全 1043 件 / 1ページ目)
03/09
2010 23:48
24時間以内の新着書評
使命と魂のリミット (角川文庫)
使命と魂のリミット/東野圭吾 (約700字) - 猫は勘定にいれません

病院を舞台にしたサスペンス小説。とりあえず、そう言っておきますが、チームバチスタ的医療サスペンスを期待してはいけません。「医療を巡る人間ドラマ」とでも表現したほうが的確でしょう。主人公は、とある病院に勤務する研修医。現在は心臓外科で研修を受けています。医龍における伊集院ポジション・・・[続きを読む

03/09
2010 15:43
わが手に拳銃を
わが手に拳銃を (約1500字) - こどもの時間

「ハードボイルド」とは、文芸用語としては、反道徳的・暴力的な内容を、批判を加えず、客観的で簡潔な描写で記述する手法・文体(Wikipediaより)のことらしい。昔、フィリップ・マーロウのかの有名な台詞が、一体どんな状況で使われたのかと興味を惹かれ、レイモンド・チャンドラーの「プレ・・・[続きを読む

カテゴリ:ミステリー 文芸 |書名:わが手に拳銃を|著者:高村薫
03/09
2010 00:29
覆面作家の愛の歌 (角川文庫)
(書評)覆面作家の愛の歌 (約800字) - 新・たこの感想文

「覆面作家」として、デビューした美貌の令嬢・新妻千秋。そして、彼女は、現実の事件をも解決してしまう探偵でもあった。第1作目の『覆面作家は二人いる』は、どちらかというと、ヒロインである新妻千秋のキャラクターそのもののインパクトがかなり強かったのだけど、今回は、そこに慣れたこともある・・・[続きを読む

03/08
2010 22:54
インビジブルレイン
書評228 誉田哲也「インビジブル・レイン」 (約1000字) - ミステリ読みまくり日記 ~書評(ネタバレあり)

経済をいろいろ調べていくと面白いですね。自分は文学部だったにもかかわらず、今なぜか経済の先端を探るような仕事をしていますが、経済学も結局は統計であり、心理学であり、行動学でもあるということです。書いていて自分でも良く分かりませんが、例えば、民主党が掲げるを採り上げてみると、子ども・・・[続きを読む

カテゴリ:ミステリー 文芸 |書名:インビジブルレイン|著者:誉田哲也
03/07
2010 19:38
リックの量子世界 (創元SF文庫)
理想の人生 ディヴィッド・アンブローズ『リックの量子世界』 (約1200字) - 奇妙な世界の片隅で

最愛の妻が死んでしまったとき、あなたはどうしますか?どうにもならない現実を前に、現実を変えてしまった男を描いたのが、ディヴィッド・アンブローズ最愛の妻と、信頼できる友人。出版の仕事も順風満帆だったリックは、ある日突然、異様な感覚に襲われます。妻が危ないと感じた彼は、会議の席を抜け・・・[続きを読む

03/07
2010 18:30
シャーロック・ホームズ最後の解決 (新潮文庫)
マイケル・シェイボン『シャーロック・ホームズ 最後の解決』 (約1200字) - 本読みの憂鬱

『ユダヤ警官同盟』のマイケル・シェイボンによる正統派のホームズ・パスティーシュ作品。と言っても,『ユダヤ警官同盟』は現段階では未読。それなりに良い評判を聴いているので機会があったら読もうと思っています。当分先のことにはなりそうではありますけれど。原題“TheFinalSoluti・・・[続きを読む

03/07
2010 02:30
人魚は空に還る (ミステリ・フロンティア)
人魚は空に還る/三木笙子 (約1000字) - ◆小耳書房◆

「しずくは観覧車に乗りたい」富豪の夫人に売られていく運命にあった、貧しい見世物小屋の人魚は、観覧車の客車から泡となって消えた――。有村礼の描く絵に似てる、その言葉は明治の世の女性たちの間では至極のほめ言葉であり、なお、その描かれる絵よりも麗しい青年・礼は、帝都随一の絵巧者であるが・・・[続きを読む

03/05
2010 12:02
新参者
(書評)新参者 (約1100字) - 新・たこの感想文

人形町にほど近い小伝馬町で、一人の女性が殺害された。その聞き込みのため、人形町に住む人々の元を刑事が訪れる。その刑事の名は、異動になったばかりの「新参者」・加賀恭一郎……まとめて何とも変な内容紹介文になったが、連作短編集……で良いのかな?加賀恭一郎シリーズの1作とも言える。形とし・・・[続きを読む

カテゴリ:ミステリー 文芸 |書名:新参者|著者:東野圭吾
03/04
2010 01:58
探偵小説のためのゴシック 「火剋金」 (講談社ノベルス)
(書評)探偵小説のためのゴシック 「火剋金」 (約700字) - 新・たこの感想文

各地で次々と事件を引き起こしていく怪盗・黒蜜柑。それが、実予にも現れた。あかねの兄・適は、黒蜜柑逮捕に失敗し、左遷の危機に瀕し、さらに、コモは犯人!?と言いつつ、同様の形で今度は、五行における相生シリーズが出る、という気配はあるのだが。でも、あかねを主にしたシリーズとしては、恐ら・・・[続きを読む

03/03
2010 23:53
ミサイルマン (光文社文庫)
『ミサイルマン』(平山夢明/光文社文庫) (約1000字) - 三軒茶屋 別館

本書は、鬼畜(キチク)系作家・平山夢明の短編7本が収録されています。どの作品にも主人公とそれに相対する人物がいて、肉体的にも精神的にも傷つけて傷つけられてといった相互の関係が抜群のリーダビリティで描かれています。過激で過剰でありながらも一方的な語りになっていないために読者の心にも・・・[続きを読む

03/03
2010 07:00
カンナ 吉野の暗闘 (講談社ノベルス)
カンナ 吉野の暗闘 (約700字) - 本の宇宙(そら) [風と雲の郷 貴賓館]

。このシリーズは歴史的な謎を、現代の殺人事件に絡めて、忍者の子孫たちが解決していくという、ちょっと変わった設定の、歴史系蘊蓄ミステリーである。活躍するのは、忍者の子孫の筈である3名の若者。しかし、恰好の好い忍者の技とはほとんど無縁に近い。大したとりえのない神社の後継ぎの鴨志田甲斐・・・[続きを読む

03/02
2010 23:49
カンナ 戸隠の殺皆 (講談社ノベルス)
高田崇史『カンナ 戸隠の殺皆』 (約1400字) - 本読みの憂鬱

〈カンナ〉第5作。全9作ということは題名の最後の漢字を見ても窺えます。但し,“殺皆”という言葉の意味は不明。単に九字の呪言に合わせる為だけに思えて仕方がありません。巻を追うごとに推理小説要素が薄れ,忍者戦闘小説となっているのも気になるところ。どこか迷走している印象があります。〈カ・・・[続きを読む

03/02
2010 23:30
インビジブルレイン
書評『インビジブルレイン』 誉田哲也 (約800字) - 身勝手な書評たち -書評のブログ-

ストロベリーナイト』『ソウルケイジ』はよく知られているんですが、『シンメトリー』という短編があることはあまり知られていないんですよね。十二月も下旬に入った十九日。東中野のマンションの一室でひとりのチンピラの惨殺死体が発見された。被害者の小林充は、指定暴力団・大和会の下部組織にあた・・・[続きを読む

カテゴリ:ミステリー 文芸 |書名:インビジブルレイン|著者:誉田哲也
03/02
2010 01:44
ミサイルマン (光文社文庫)
ミサイルマン/平山夢明 (約700字) - 猫は勘定にいれません

誰が呼んだか鬼畜系。その名に恥じぬ容赦のないグロ描写に定評のあるホラー作家でありながら、うっかり「このミス」で1位を取ってしまったりする謎の作家・平山夢明さんの短編集。「テロルの創生」はいきなり予想を裏切るSFストライクゾーンど真ん中の作品。厳しい父と優しい母。親友と、可愛い女の・・・[続きを読む

03/01
2010 17:13
遠海事件
(書評)遠海事件 佐藤誠はなぜ首を切断したのか? (約700字) - 新・たこの感想文

86人以上を殺害した、と自供し世間の注目を浴び、そして、死刑に処された佐藤誠。しかし、彼の犯行は「完璧」で、結局、立件され、有罪となったのは、そのうちのわずかなものだけ。そして、その中で、特に際だった特色を示すのが遠海事件。書店チェーンの店長であった時代、その上司を殺害し、そして・・・[続きを読む

カテゴリ:ミステリー 文芸 |書名:遠海事件|著者:詠坂雄二
02/28
2010 23:55
GOSICK  ―ゴシック― (角川文庫)
桜庭一樹『GOSICK』 (約900字) - 周志の読み跡・視聴跡

本屋で平積みになっていた影絵柄の表紙が気になり、裏表紙のあらすじに目を通す。直木賞作家の作品ということなので、試しに読んでみようと(ブックオフに移動してから)購入。そしてネットで調べてみたら、最初は本当にラノベとして富士見ミステリー文庫から出版されていて、この本は一般向けに角川文・・・[続きを読む

02/28
2010 21:50
トギオ
(書評)トギオ (約800字) - 新・たこの感想文

捨て子である「白」を拾った僕。だが、そのことがきっかけで、学校では激しいいじめを受け、家族も村で孤立していく。大都市である東暁と、村という全く別の世界。そんな世界での、「僕」の生き様……なんだろうな……一つ言えるのは、これは、「ミステリ」と言えるのか?という疑問。無頼の生き様を描・・・[続きを読む

カテゴリ:ミステリー 文芸 |書名:トギオ|著者:太朗想史郎
02/28
2010 16:23
ストロベリーナイト (光文社文庫)
読書日記186:ストロベリーナイト by誉田哲也 (約1000字) - 書評:まねき猫の読書日記

溜め池近くの植え込みから、ビニールシートに包まれた男の惨殺死体が発見された。警視庁捜査一課の警部補・姫川玲子は、これが単独の殺人事件で終わらないことに気づく。捜査で浮上した謎の言葉「ストロベリーナイト」が意味するものは?クセ者揃いの刑事たちとともに悪戦苦闘の末、辿り着いたのは、あ・・・[続きを読む

02/28
2010 14:19
悪魔の花嫁 (創元推理文庫)
シーベリイ・クイン『悪魔の花嫁』 (約1300字) - 本読みの憂鬱

彼のウィアード・テイルズ誌に掲載された怪奇趣味推理小説。ジュール・ド・グランダンを主人公とした一連の作品の中で唯一の長編を本邦初訳とのこと。なお,短編集に関しては論創社から刊行されています。興味を持たれた方は此方を読んでみるのもいいかと思います。初出が1932年ということもあり,・・・[続きを読む

02/28
2010 11:57
探偵・花咲太郎は覆さない (メディアワークス文庫)
探偵・花咲太郎は覆さない / 入間人間 | booklines.net (約600字) - booklines.net

事件を引き寄せる体質を持つ美少女トウキによって、犬猫捜索専門の探偵・花咲太郎が、事件に巻き込まれる物語の第二弾です。探偵ものなはずなのに、殺し屋とのコンビものな気がしてきた。五つの物語のうち、二回も出てきて、これがまたぐだぐだで、学生かと思うようなノリなのに、面白いから困る。特に・・・[続きを読む