カテゴリ:ミステリー - RSS
カテゴリが「ミステリー」の書評を表示しています。(全 1509 件 / 1ページ目)
2010 00:00 |
フィルムで撮ったような世界 「ゾラ・一撃・さようなら」
(約700字) - 本読みのスキャット! Be Bop a Bodda Bop
気侭な探偵・頚城悦夫のもとに舞い込んだ、謎に満ちた美女からの依頼。それは「天使の演習」と呼ばれる古い美術品を、彼女の母のために取り戻すことだった。頚城は「天使の演習」の在処を探ろうと、引退した大物タレントに近づく。だが、彼は世界的に有名な伝説の殺し屋“ゾラ”に命を狙われていて…!・・・[続きを読む] |
2010 20:10 |
思いついたからって本当にやる奴があるか! - 倉阪鬼一郎『三崎黒鳥館白鳥館連続密室殺人』
(約700字) - 魔王14歳の幸福な電波
「普通こんなこと思いつかない!」という観点で読者を驚かせてくれる作品は多々ありますが、「思いついたからって本当にやる奴があるか!」と呆れ返らせる作品は意外と少ない気がします。本作はそんな「思いついたからやっちゃった」の極北で、閃きが生み出すアイデアというよりはむしろ職人気質の頑固・・・[続きを読む] |
2010 19:57 |
ジョー・ウォルトン『英雄たちの朝 ファージング1』
(約1100字) - こんな夜だから本を読もう
ナチスドイツと講和したイギリス。ルーシーは、その講和を主導したグループ〈ファージング・セット〉に属する貴族院議員の娘だが、大陸では迫害されているユダヤ人のカーンを夫とし、家庭内でも微妙な立場に。ファージングで開かれたパーティーの翌朝、有力な下院議員が死体で発見され、ふたりは窮地に・・・[続きを読む] |
2010 19:37 |
(書評)ふたりの距離の概算
(約800字) - 新・たこの感想文
春を迎え、古典部にも新入生が1人、仮入部することに。ところが、本入部を前に、その新入生・大日向さんは入部をやめると告げる。春のマラソン大会の最中、奉太郎は、入部からの経緯を思い出し、その理由を考える……なんていうか、久しぶりに出たシリーズ新作なのだけど、色々とこれまでと変えてきた・・・[続きを読む] |
2010 00:05 |
「もろこし銀侠伝」(その一) 武侠世界ならではのミステリ
(約1600字) - 時代伝奇夢中道 主水血笑録
今月文庫化が予定されている秋梨惟喬先生の「もろこし銀侠伝」は、日本では実に珍しい武侠ミステリの作品集であります。遙かな昔、黄帝が悪を滅するために下したという銀牌を持つ者たちが、江湖で起きた奇怪な事件の謎に挑む本書には、短編三作・中編一作が収録されていますが、順番に紹介していきまし・・・[続きを読む] |
2010 23:43 |
遠まわりする雛/米澤穂信
(約700字) - 猫は勘定にいれません
古典部シリーズの短編集。米澤さんと言えば、のメインシリーズであるところの古典部です。本作は短編集で、今までの長編作品をなぞるように、1年間に間に起きた様々な出来事が描かれています。最近の米澤作品は、ボトルネック、インシテミル、小市民シリーズなどかなりエッジの利いた、尖った作品が多・・・[続きを読む] |
2010 20:06 |
(書評)ロード&ゴー
(約800字) - 新・たこの感想文
消防車から救急車の運転士になって2ヶ月の生田。慣れないながらも、仕事をこなすある日、彼らの隊は路上で倒れている男性を収容する。だが、男は隊員を人質に取り救急車をジャック。しかも、その男もまた、犯人に家族を人質に取られている、と言い……(出版社は違うが)『鎮火報』シリーズの番外編。・・・[続きを読む] |
2010 01:17 |
読書:『写楽 閉じた国の幻』(島田荘司)
(約900字) - すがやみつるblog
日本には、いまだに解けない歴史上の謎が、いくつか存在しています。その代表的な謎といえば邪馬台国の場所と写楽の正体でしょう。ぼくは、邪馬台国と写楽に関する本が出ると、フィクションであれノンフィクションであれ、つい買ってしまうクセがあるのですが、やはりこれも、歴史に秘められた謎の大き・・・[続きを読む] |
2010 08:30 |
「初陣 隠蔽捜査3.5」
(約600字) - 読書の花道。
隠蔽捜査シリーズの主人公である竜崎の幼なじみ、伊丹俊太郎を主人公にしたスピンオフ作品です。これまでのシリーズを読んできた人なら、にんまりするような内容が短編で8話収録されており、どれも見所満載です。全話に伊丹くんが竜崎くんに電話するシーンがあるのですが、竜崎くんの第一声は一貫して・・・[続きを読む] |
2010 07:01 |
『暗闇の岬』 メグ・ガーディナー
(約800字) - 固ゆで卵で行こう!
弁護士資格をもつSF作家エヴァン・ディレイニーは、恋人ジェシーの弟PJの助けを求める電話に応えてPJの元に向かう。パーティで騒々しい海岸沿いの屋敷でドラッグをやっていたPJはバルコニーから女が一人飛び降りたという。けれども後日、エヴァンのクレジットカードを持った女性の死体が発見さ・・・[続きを読む] |
2010 00:13 |
『チャイナ・レイク』(メグ・ガーディナー/ハヤカワ文庫)
(約1400字) - 三軒茶屋 別館
主人公のエヴァン・ディレイニーは弁護士にしてSF作家というチートな女性ですが(笑)、そんな彼女が対峙することになるのは〈レムナント〉という狂信的な終末思想を唱える新興カルト教団です。日本においてカルト教団といえば、何といっても思い起こすは松本サリン事件(参考:松本サリン事件-Wi・・・[続きを読む] |
2010 23:36 |
(書評)アルバトロスは羽ばたかない
(約600字) - 新・たこの感想文
文化祭の日、屋上から人が落ちた。七海学園に勤めて3年目の北沢春菜は、春〜秋にかけて、不思議な事件と遭遇し、そして、奮闘してきた。そして……『七つの海を照らす星』の続編。ただ、結構、前作のことを忘れている部分があるな、と感じた(苦笑)本作の場合、文化祭の日に落下して、その真相を、と・・・[続きを読む] |
2010 01:48 |
オーディンの鴉/福田和代
(約600字) - kazunobook
悪意のある何者かに個人情報を入手されていたとしたらどれだけ怖いでしょうか。我々が日々接するネットには、我々の分身とも呼ぶべき情報が溢れています。これらを悪意を持って収集し繋ぎ合わせることができたら、それはもう単なる情報というより、その個人そのものになってしまう可能性があります。メ・・・[続きを読む] |
2010 23:49 |
米澤穂信『さよなら妖精』
(約1400字) - itchy1976の日記
今回は、米澤穂信『さよなら妖精』を紹介します。高校生達とユーゴスラビア人のマーヤとのふれあいを描く青春ミステリーというべきか。第1章と第2章はマーヤとのふれあいについて振り返る。マーヤは日本の文化に興味を持ち、その都度「哲学的意味はありますか」とたずねる。第3章になってマーヤがど・・・[続きを読む] |
2010 23:05 |
『果つる底なき』(池井戸潤著) 組織の中で、友人のため、自分の大切なひとのため、そして自分のために、戦う小説
(約800字) - ざっくばらん坊ver2
池井戸潤の作品を初めて読んだ。最近では、『空飛ぶタイヤ』や、NHKでドラマ化された『鉄の骨』など、話題の作家。まずはデビュー作を読んでみようと、書店で手に取った。『果つる底なき』はデビュー作にして第44回江戸川乱歩賞受賞作。必ずしも江戸川乱歩賞受賞作が名作であるとは限らない。しか・・・[続きを読む] |
2010 22:06 |
■Fernando Botero、そして、「ゴッホは欺く(下)」読了!
(約800字) - The Fitting Room
●この「ゴッホは欺く」という小説で、ジェフリー・アーチャーの美術への造詣の深さがわかる。原題は「falseimpression」、、、、何故????、、、、読了して、やっと意味がわかった。確かに、「ゴッホは欺く」なのである。●ストーリーもかなり面白いが、驚くのはやはりアーチャーの・・・[続きを読む] |
2010 23:10 |
仕掛けられた罪
(約2400字) - 晴れ、ときどき読書
ニオイスミレの咲く丘に住む小さな二人の女の子、ターニャとソーニャ。優しいお母さまに大切に大切に育てられている二人。ところがある日、大きな大きなソビエトの兵隊が訪ねてきて―「お母さまのロシアのスープ」(荻原浩)。伊坂幸太郎「死神と藤田」、山口雅也「黄昏時に鬼たちは」他、全9編の短編・・・[続きを読む] |
2010 22:22 |
書評260 大沢在昌「ブラックチェンバー」
(約1300字) - ミステリ読みまくり日記 ~書評(ネタバレあり)
一体いつまでこのクソ暑い日々が続くのかと思うと、ホントいやになりますが、今日は帰り道にセブンイレブンでおでんなど買ってしまいました。よく「コンビにのおでんはヤバイから買わないほうが良いよ」といったお話がありますが、それは従業員教育ができていないお店の話ですね。オーナーがみずから店・・・[続きを読む] |
2010 21:25 |
『山魔の如き嗤うもの』/三津田信三 ◎
(約1800字) - 蒼のほとりで書に溺れ。
いやぁ、暑いですねぇ。今日から学校がやっと始まり、うるさい子供たちがいないので、やっと一息つけますよ、私。て言うか、いつまでこの暑さは続くんでしょうか、いい加減勘弁して欲しいです・・。実は水無月・Rの家、事情があって今夏ノーエアコンでして。室温37度という世界では、本を読むという・・・[続きを読む] |
2010 20:44 |
サクリファイス ほか/近藤史恵
(約700字) - ひかりのまちで
ここのところ立て続けに読んでいた近藤史恵。きっかけは「サクリファイス」。彼女の作品を読んだのはもう10年近く前、デビュー直後の作品「ガーデン」を読んでふうん、と思って以来のこと。「サクリファイス」はミステリというより自転車ロードレースの世界を描いて秀逸だという評判を、あちこちで目・・・[続きを読む] |





















