カテゴリ:ミステリー - RSS
カテゴリが「ミステリー」の書評を表示しています。(全 1394 件 / 7ページ目)
2010 22:00 |
『バジリスクの魔法の歌』今年一番のファンタジー作品
(約1200字) - FFsPaMs 平田敦のコンピュータ・書評・お仕事の記録
物語は至って地味で、ファンタジー小説に付きものな派手な魔法演出や血なまぐさい闘争とは縁の薄い作品が多かった。今回の作品で、マキリップファンはきっと度肝を抜かれる。派手な魔法こそ最後の最後まで登場しないところはこれまでの作品と類似している。しかし、血と肉片が飛び散り、どろどろとした・・・[続きを読む] |
2010 19:52 |
越前魔太郎/『魔界探偵冥王星O ホーマーのH』
(約600字) - 読み捨て
冥王星O(以下【O】)シリーズ第三弾。今回の"O"は"V"のラストで引き継いだ彼とおそらく同一。『ウォーキングのW』刊行からしばらく間が開き、舞城王太郎の新刊ラッシュニュースリリースなども告知されてからの発売。さて『ホーマーのH』、感想からいえばあまり面白くなかった。人間楽器のグ・・・[続きを読む] |
2010 19:49 |
人間動物園 連城三紀彦(2010/3/1読了)
(約1000字) - カンガルーは荒野を夢見る
「造花の蜜」を読んだとき、文体のちぐはぐさに躓き、読み切ってしまえばミステリーというよりは「怪人二十面相対明智小五郎」ばりのサスペンスものだったので、少々勝手が違うところが感じられた。〈怪しい、怪しい〉と思わせぶりな人物に仕立て上げておきながら、結局はたんなる傍らのエキストラに過・・・[続きを読む] |
2010 19:34 |
書評244 佐々木譲「北帰行」
(約1400字) - ミステリ読みまくり日記 ~書評(ネタバレあり)
<<書評243東直己「札幌方面中央警察署南支署誉れあれ」|TOP|書評245垣根涼介「張り込み姫―君たちに明日はない3―」>>あっという間に鳩山政権が終わってしまいましたね。せめて参院選までは持ちこたえていて欲しかったです。もちろん、逆の意味で。。史上最悪・・・[続きを読む] |
2010 11:53 |
梓崎優/『叫びと祈り』
(約700字) - 読み捨て
第5回ミステリーズ!新人賞受賞作、砂漠="砂の海"に囲まれたクローズド・サークル内での殺人を描いたを巻頭に、「白い巨人(ギガンテ・ブランコ)」「凍れるルーシー」「叫び」「祈り」の四編を収録した著者の初単行本・短篇集。アフリカの砂漠・スペインの風車丘・ロシア正教修道院・南米ジャング・・・[続きを読む] |
2010 10:15 |
「ベイジン」真山仁
(約700字) - 読書夜話blog
ちょっと前までは、原発は減らすべき、という論調が優勢だったような気がするけれど、ここ最近は化石燃料(でも最近は石油は化石から出来てないのではという説も有力だそう)に頼らない、CO2を排出しないクリーン?な発電方法が原発であり、電気自動車とか、電気調理器とか、安全性と便利さでどんど・・・[続きを読む] |
2010 07:00 |
暁の密使
(約900字) - 本の宇宙(そら) [風と雲の郷 貴賓館]
明治時代といえば、仏教にとって受難の時代だろう。廃仏毀釈の嵐が吹き荒れ、仏教は存亡の危機に瀕していた。そのような中、仏教最高のために、経典を求めて、チベットを目指した一人の青年僧がいたという。東本願寺を本山とする真宗大谷派の僧侶・能海寛(のうみゆたか:1869年(明治元)-190・・・[続きを読む] |
2010 21:26 |
電子書籍は人に貸せないことに気付かされた、京極夏彦著「死ねばいいのに」
(約1200字) - 最終防衛ライン2
iPhoneを購入してからi文庫にて青空文庫を読むようになり、何時でもどこでも手軽にたくさんの本を読める電子書籍は本当に便利だなと。本は欲しいが置くスペースがままらなないので、通常の書籍も電子版が出ないかなと思うようになりました。そんな矢先に、「紙か電子かと幼稚な議論する場合では・・・[続きを読む] |
2010 18:12 |
(書評)君がいなくても平気
(約700字) - 新・たこの感想文
携帯電話関連企業とベビー用品企業の業務提携。その結果としてヒット商品が誕生した。その祝勝会の翌日、プロジェクトチームのチームリーダーが社内で不審な死を遂げる。チームのメンバーである水野は、同じくメンバーであり、恋人である早智恵が殺害した、と確信し……作品の紹介文には「早智恵がが犯・・・[続きを読む] |
2010 13:00 |
怪人二十面相・伝 北村想(2009/01/19読了)
(約1000字) - カンガルーは荒野を夢見る
名探偵明智小五郎が最初に登場したのが、団子坂の古本屋で起きた事件だ。語り手の青年が向かいの喫茶店から「冷やし珈琲」を飲みながらじっと見ていたにもかかわらず、何者かに古本屋の奥方が殺されてしまう。同じく喫茶店に居合わせた怪しげな男は目撃者でもあり、青年の目からは容疑者としても映る。・・・[続きを読む] |
2010 22:17 |
告白
(約600字) - ブログDE読書日記
中学校の先生(女)の娘が生徒に殺されたというところから物語は始まり、そこから関係する人物が主人公となって物語が展開するという今まであまり読んだことのないパターンの小説でした。一見すると冷めているような感じを受けるが、実はアツくなりたがっている今時の若者の描写が上手だなと感じました・・・[続きを読む] |
2010 00:00 |
文化・人種の違いというものを痛感 「ベイジン」
(約800字) - 本読みのスキャット! Be Bop a Bodda Bop
中国の威信を賭けた北京五輪の開幕直前。開会式に中継される“運転開始”を控えた世界最大規模の原子力発電所では、日本人技術顧問の田嶋が、若き中国共産党幹部・〓(とう)に拘束されていた。このままでは未曾有の大惨事に繋がりかねない。最大の危機に田嶋はどう立ち向かうのか―。時代の激流と人間・・・[続きを読む] |
2010 23:08 |
蒼林堂古書店へようこそ/乾くるみ
(約800字) - 猫は勘定にいれません
乾くるみさんの短編集です。最近は乾作品の文庫が文春と徳間から出てますけど、両方とも同じようなテイストの表紙になってるんですよね。これ、意図的にやってるんでしょうけど、それにしてはコラボ的な宣伝があるわけでもなく、担当者同士がこっそり示し合わせてやってるみたいなひっそり感が楽しいで・・・[続きを読む] |
2010 18:46 |
(書評)罪火
(約600字) - 新・たこの感想文
かつて、人を殺めた過去を持つ若宮。そのせいもあってか、派遣労働での日々を送る彼は、恩師の娘・花歩に手をかける。花歩の母・理恵、そして、若宮は……大門氏のデビュー作である『雪冤』と同じく、司法、罪と償い、などを大罪にした作品。ただ、何か無理やりに複雑にしてやや着地点がぶれた感のある・・・[続きを読む] |
2010 14:09 |
『叫びと祈り』梓崎優
(約900字) - Lエルトセヴン7 第2ステージ
物語とは、実感を指すのか、記憶を指すのか、想像を指すのか。いずれにせよ、それは生と死の狭間に覗き見られる憐憫のようであった。梓崎優の『叫びと祈り』は、斉木という青年を主人公に、世界各地を雑誌記者として取材して回る彼を探偵役とし、さまざまな事件を語り、真相に驚きを加えていく、いわば・・・[続きを読む] |
2010 07:00 |
バジリスクの魔法の歌
(約800字) - 本の宇宙(そら) [風と雲の郷 貴賓館]
バジリスクは、ハリー・ポッターにも出て来たので、知っている人は多いと思うが、毒蛇の王とされ、相手を見だけで死をもたらす力を持っていると言われている想像上の怪物のことだ。もっとも、想像図などを見ると、見た感じはヘビというより、鶏のように見えるのだが。この作品で、バジリスクと呼ばれて・・・[続きを読む] |
2010 16:30 |
書評243 東直己「札幌方面中央警察署 南支署 誉れあれ」
(約900字) - ミステリ読みまくり日記 ~書評(ネタバレあり)
今日テニスしたら捻挫しました。捻挫、、、久しぶりッス。20年ぶりくらいじゃないすか。いや待てよ、大学生の時に捻挫したっけか?いや、してないな。じゃあ、25年ぶりくらいか。なんだか歩くのがツライくらい痛いんですが、この痛さは青春の痛みみたいな感じですね。青い痛みといいますか、青臭い・・・[続きを読む] |
2010 21:03 |
花の下にて春死なむ
(約900字) - 本の宇宙(そら) [風と雲の郷 貴賓館]
「蓮丈那智フィールドファイルシリーズ」を読んで以来、北森鴻の小説が気になっている。冒頭に掲げた歌は、西行法師が詠んだものとして有名であるが、この歌から表題をとった北森氏の作品が(北森鴻:講談社)である。この作品は「香菜里屋(かなりや)」というビアバーに集まる常連客の身辺で起こった・・・[続きを読む] |
2010 15:45 |
東野圭吾 カッコウの卵は誰のもの
(約1800字) - マロンカフェ 〜のんびり読書〜
親子の愛情に、揺さぶりがかけられる。覚悟を決めた父親は、試練にどう立ち向かうのか。父と娘、親子二代続けてのトップスキーヤー。娘の所属チームの研究者は、二人の遺伝子パターンを調べさせてほしいと考える。しかし、了承するわけにはいかない。父には、どうしても知られたくない秘密があった。娘・・・[続きを読む] |
2010 14:55 |
【書評】流れ星 著者:カレル・チャペック
(約600字) - 日々是修行
流れ星読了○。病院のベッドに横たわる一人の患者。全身を包帯で巻かれ、身動きはままならず、高熱を発している。飛行機が墜落し、一命はとりとめたものの、身元はおろか名前すらわからないのだ。ポケットには南米の植民地の小銭。体には幾つかの特徴のある傷。この患者X(エックス)は、いったい、何・・・[続きを読む] |


















