カテゴリ:時代小説 - RSS
カテゴリが「時代小説」の書評を表示しています。(全 300 件 / 1ページ目)
2010 00:03 |
「無頼無頼ッ!」 秘境に輝く無頼の魂
(約1200字) - 時代伝奇夢中道 主水血笑録
九州の山中に巨大な鉄の門があるという噂を聞きつけた商人・蜘蛛助。この世のすべてを目に焼き付けるのが夢の蜘蛛助と、ある目的から彼と旅を続ける用心棒・兵庫は、門を目指して旅に出る。しかし二人の前に現れるのは、奇妙な人々と奇妙な試練…奇怪な掟が支配する世界で、二人の冒険行は続く。戦国時・・・[続きを読む] |
2010 17:22 |
『泣き菩薩』(田牧大和著・講談社)を読了した
(約1400字) - 畝源 The ブログ
主人公は、『東海道五十三次』の絵で有名な安藤広重である。ただしプロの絵師としての広重ではなく、八代河岸定火消の19歳というまだ若い同心・安藤重右衛門として登場する。彼は、その頃既に絵の師匠・歌川豊広から広重の名をもらい、絵師としては歌川広重と名乗っていたらしい。同じ定火消の仲間に・・・[続きを読む] |
2010 00:05 |
「風の忍び六代目小太郎 風の掟」 ぶつかりあう二人の想い
(約1600字) - 時代伝奇夢中道 主水血笑録
十兵衛に再修行を命じた柳生宗矩。宗矩の狙いは、自らが天下の権を握る障害となる風魔の打倒だった。江戸に帰り、裏柳生総帥として風魔を討つことを命じられた十兵衛は、親友である風間伊織こそが六代目小太郎であることを知る。裏柳生の罠により、対決を余儀なくされる伊織と十兵衛の運命や如何に。つ・・・[続きを読む] |
2010 17:46 |
『陰陽師 天鼓の巻』(夢枕獏著・文藝春秋)を読了した
(約1500字) - 畝源 The ブログ
この本(天鼓の巻)で、夢枕氏の陰陽師シリーズの第何弾になるのかわからないが、私は夢枕氏の陰陽師シリーズは、おそらく現在既刊のものは「陰陽師」絵物語シリーズも含めて全て読んでいる。最近、夢枕氏はあまり陰陽師シリーズにあまり力を入れていないようだが、私としては一時期かなりハマり、次々・・・[続きを読む] |
2010 16:15 |
天地明察
(約1100字) - 本読みな暮らし
本屋大賞と私は相性がいいらしい。私が好きな伊坂幸太郎さんも、森見登美彦さんも、有川浩さんも、万城目学さんも(まだいらっしゃるけれど、このあたりでやめときます)、読んだ最初のきっかけは本屋大賞だった。そして、本書は2010年の本屋大賞の大賞受賞作。実に楽しい読書だった。期待に違うこ・・・[続きを読む] |
2010 00:05 |
「石田三成 ソクチョンサムスン」 二つの時代、二つの欠点
(約1600字) - 時代伝奇夢中道 主水血笑録
文禄の役の最中、石田三成は千年前の遺跡を開放、古代百済の魔力を己のものとする。百済復興をもくろむ三成に挑むのは、歴史の陰で百済党と戦ってきた柳生の剣士。そして百済を巡る柳生の戦いは、数百年前にも行われていた。時空を越えて、日本の運命を左右する二つの東西の激突が繰り広げられる…荒山・・・[続きを読む] |
2010 14:19 |
夕月夜 ― 寺子屋若草物語 / 築山桂 | booklines.net
(約600字) - booklines.net
お香、お涼、お美和の三姉妹で切り盛りしている寺子屋「三春屋」は、貧しい家の子供のために、夜に一文稽古を行っている。今回は、お香の許嫁が帰ってくるという話があり、寺子屋の今後を思い悩むお話しが描かれます。幸せって難しいな。時代が時代だけに、嫁に入ることこそ女の幸せという認識があるた・・・[続きを読む] |
2010 22:29 |
【2010年読破本134】早雲の軍配者 感想
(約600字) - モーション・グリーンΣ
設定としては歴史小説なだけど、少年の成長を丹念に描いた青春小説のような、そんな爽やかな雰囲気を醸し出しています。主人公・小太郎が、前城主・北条早雲と出会い、学び、志をたてて、修行し、そして活躍するという非常にシンプルながら小気味よい展開で、一気に読んでしまいました。特に修行に関し・・・[続きを読む] |
2010 16:14 |
『耶律楚材 上 草原の夢』(陳舜臣) 集英社 四六判 第四刷 1553円+税
(約2500字) - 第三キャレル(The Third Carrel)
晋の卿(けい)は楚に如かざれども、其れ大夫は則(すなわ)ち賢なり。皆、卿の材なり。杞梓(きし)、皮革の楚より往くが如し。楚に材有りと雖(いえど)も、晋は実に之を用いるなりの二人の名を発見できるはずだ。逆に言うと、耶律姓の人は、高校の教科書の段階ではこの二人くらいしか出てこない。(・・・[続きを読む] |
2010 00:05 |
「春風仇討行」その一 その名にふさわしい仇討ち譚
(約1300字) - 時代伝奇夢中道 主水血笑録
「春風仇討行」「一の人、自裁剣」「蘭丸、叛く」「瘤取り作兵衛」の四編を収めた、宮本昌孝先生の最初の時代短編集であります。初版の刊行は十五年前ですが、今みてもほとんど古びた点のない、よくできた作品揃いであります。以下、各作品毎に紹介していきましょう。丸亀藩の名物娘・りやは、ある日、・・・[続きを読む] |
2010 12:44 |
闇に灯る ― 寺子屋若草物語 / 築山桂 | booklines.net
(約900字) - booklines.net
お香、お涼、お美和の三姉妹で切り盛りしている寺子屋「三春屋」は、貧しい家の子供のために、夜に一文稽古を行っている。ある日、三春屋の裏に住む佐十郎を訪ねてきた娘・お鈴が「親の仇を討つ手助けをしてほしい」と頼み込んできたが、主家に認められない仇討ちは許されるものではない。佐十郎を心配・・・[続きを読む] |
2010 13:36 |
『湯屋守り源三郎捕物控』(岳真也著・祥伝社文庫)を読了した
(約1200字) - 畝源 The ブログ
主人公は、今は日本橋の南部の湯屋組合傘下の用心棒を勤める源さん。深川堀川町の信濃屋の裏店・おけら長屋に住む住人。しかし彼の本当の素性は、旗本空木(うつぎ)家の三男房で、南町奉行を務める筒見総一郎政則の末弟の空木源三郎。また長兄の総一郎は、空木家の長男だったが、筒見家から望まれて筒・・・[続きを読む] |
2010 00:05 |
「若さま同心徳川竜之助 片手斬り」 恐るべき因縁の秘剣
(約1000字) - 時代伝奇夢中道 主水血笑録
前作ラストで登場し、竜之助のライバル・柳生全九郎を打ち破った謎の剣の正体と、その驚くべき因縁がいよいよ描かれていくことになります。前々作ラストで左腕を失い、一時は生死の境を彷徨った竜之助。何とか回復し、前作では一種のベッドサイド・ディテクティブとなった彼も、本書では外の事件に挑む・・・[続きを読む] |
2010 08:46 |
「薄妃の恋 僕僕先生」 仁木英之
(約600字) - 日々あれこれ いろいろ帖
それでも離れ離れになってようやく再会した二人だけに、一緒にいられる喜びがこっちにも伝わってきて、読んでいて嬉しくなる。僕僕先生が辛辣なのは相変わらずだが、事件解決に奔走する王弁の姿は前作の無気力青年とは別人のようだ。あんまり頼もしくなられると、僕僕先生もからかいがいがなくなって寂・・・[続きを読む] |
2010 01:04 |
我、言挙げす(宇江佐真理)
(約600字) - のほ本♪
「八丁堀純情派」を名乗った不破龍之進、緑川鉈五郎、春日多聞、西尾佐内、古川喜六、橋口譲之進。彼らは成長し、後輩もできた。そしてついに、古川喜六が結婚することになった。嫁になる芳江の父帯刀清右衛門は、かつて上司の不正を暴こうとして失敗し、閑職に追いやられた。「自分ならどうすべきか?・・・[続きを読む] |
2010 12:45 |
切腹禁止令 山田風太郎
(約700字) - 隠れメタル
一言:当初はくだらない身辺雑用記でしたが、ネタが尽きてくるので読書記録も始めることにしました。読んだ本の感想などをブログに書いてます。CSSSeesaaSFSFこころエッセイサガフロスパムテレビハーボットミステリー意識の流れ楽天ブログ岩波文庫八犬伝戯曲禁煙剣豪幻想児童書時代小説時・・・[続きを読む] |
2010 17:41 |
(書評)もののけ本所深川事件帖 オサキ江戸へ
(約700字) - 新・たこの感想文
江戸・深川本所の献残屋の手代・周吉。彼は、オサキという妖孤に憑かれたオサキモチ。それで村を追われるなどもしたものの、現在は恵まれた日々。そんなあるとき、槍突き騒動に巻き込まれ、さらには、噂になっている鬼隠しに、店の一人娘・お琴があってしまって……解説であり、選者の一人でもある大森・・・[続きを読む] |
2010 12:43 |
『飛鳥燃ゆ-改革者・蘇我入鹿』(町井登志夫著・PHP研究所)を読了した
(約2200字) - 畝源 The ブログ
645年、蘇我入鹿が中大兄皇子と中臣鎌足によって暗殺され、さらに入鹿の父・蝦夷をはじめ蘇我一族が註滅された事件は乙巳(いっし)の変と呼ぶ。またこの後、彼ら二人を中心に執行された政治改革は大化の改新と呼ぶ。蘇我一族が註滅されたのは、その専横を憎まれたからであるが、では入鹿、蝦夷の父・・・[続きを読む] |
2010 07:00 |
賤ケ嶽
(約700字) - 本の宇宙(そら) [風と雲の郷 貴賓館]
豊臣秀吉と言えば、低い身分から身を起こし、ついには天下人にまで上り詰めた立志伝中の人物として、多くの人に知られているだろう。その秀吉が天下を掴んだのは、実力だけでなく運も大きく味方していた。よく知られているように、秀吉は戦国の覇者・織田信長の将であった。もしも明智光秀のより本能寺・・・[続きを読む] |
2010 18:10 |
黄金旅風
(約800字) - 香桑の読書室
遠く、ルソンやマカオ、トンキン、コーチやチャンパ、カンボジアまで、海商たちは航海していた。ポルトガルやイスパニア、オランダもまた、東南アジアに進出し、長崎にまで来ていた。長崎代官の末次平蔵の強烈な個性と、長崎奉行らとの立ち居地の違い、権力欲と金銭欲。仏具座頭取の上原道介や鋳物師の・・・[続きを読む] |





















