カテゴリ:時代小説 - RSS
カテゴリが「時代小説」の書評を表示しています。(全 287 件 / 10ページ目)
2009 12:51 |
ぼんくら 日暮らし (井筒平四郎シリーズ) 宮部みゆき
(約600字) - 隠れメタル
以前図書館で「日暮らし」を借りてきたところ、読み始めてこれはなにかの続編だと気が付き、読むのを止めて最初の話の方を借りてきた。それが「ぼんくら」である。鉄瓶長屋の煮物屋へよく油を売ってる同心井筒平四郎。この鉄瓶長屋で殺人事件が起こり、差配人がいなくなってしまう。あとから佐吉という・・・[続きを読む] |
2009 14:37 |
人の心の闇こそが、忍者の正体-忍者烈伝
(約600字) - 読書学 -図書館徹底活用-
著者は、本作がデビュー作となる稲葉博一さんです。ですが、1970年生まれということで今年39歳だけはあります。内容がかなりしっかりしています。主人公は、赤子のときに捨てられ、忍者の人買いに拾われ、忍者になることを強制され、数奇な運命を辿ります。この主人公の名前は段蔵といいます。一・・・[続きを読む] |
2009 05:06 |
「八朔の雪―みをつくし料理帖」 高田 郁
(約600字) - Mille fleurs 〜千の花
現代の男性でも難しい、苦難に満ちた生き様をはるか江戸時代にやってのけた少女がいる。この時代、何も持たない薄幸の少女が辿る道はそう多くはない。しかし少女は、まるで辛い宿命と引き換えに天が与えてくれたかのような、彼女にしか持ちえない才能と美徳によって、たった1人で真の苦界とも言える世・・・[続きを読む] |
2009 07:32 |
光る源氏の物語 - 趣味のいい女、教養のある女を一生懸命考えて書いた
(約1700字) - リンガマ+ 見たい 読みたい わかりたい
PostedonJuly28,2009|Category:えっそんなこと言ってるの?,お勧め本古文の授業で『源氏物語』に取り組む前にこういう本をサブテキスト(いやメインテキストになるかな)として読んでいたら、どんなにもっと興味が持てたことだろう。ただし高校生の場合は、先生からあま・・・[続きを読む] |
2009 17:59 |
「坂の上の雲」に学ぶもの
(約1700字) - Days like thankful monologue病児保育のNPO法人フローレンス代表 駒崎弘樹のblog
明治維新という革命を経て、若々しい近代国家を立ち上げたばかりの日本が、ロシアと戦うはめになってしまい、総力戦の結果、辛くも勝利を収める物語。「竜馬がゆく」をはじめ司馬遼太郎小説ファンならずとも、涙なくしては読み切れないだろう。そんな日露戦争物語である「坂の上の雲」を感動と共に読み・・・[続きを読む] |
2009 06:08 |
ジハード(1)(2)(3)/定金伸治
(約1100字) - 猫は勘定にいれません
手持ちの積本が無くなったので、長めのシリーズものを読んでみようと思い立ちました。「ジハード」は定金伸治さんがジャンプ小説大賞という賞を取ってデビューし、以降10年以上にわたり書かれた作品です。僕が読んだのはジャンプJブックス版を一般向けに改稿した集英社文庫版になります。内容は、史・・・[続きを読む] |
2009 20:27 |
破軍の星
(約1100字) - ゲイ術ringside
北方謙三といえば、かつてハードボイルド小説で一世を風靡した方、私、けっこうファンでした。ン十年前ですが、某出版パーティに仕事でたまたま出席した私。彼がゲストで登場と知り、舞台に駆けつけてみれば、今で言うところのメタボ系で、がっくりした記憶が。そんな彼が歴史小説に活躍の舞台を移した・・・[続きを読む] |
2009 16:53 |
坂の上の雲
(約1100字) - wa-blo
個人的には、この「坂の上の雲」というタイトルは、数多の本の中でも一番好きなタイトルだ。簡潔で、情景を巧みに想起させる、まさに正岡子規がつけたかのようなフレーズだと思う。「坂の上の雲」について、あとがきではこんな意図が明かされている。ここでの「幸福な楽天家」という意味は、本書を読ん・・・[続きを読む] |
2009 06:18 |
『娼婦の部屋』吉行淳之介
(約600字) - coma memo
大学出たての記者をやっている主人公が心の平衡を保つために訪れるのは娼婦秋子の部屋。彼女とは肉体だけの関係だったが、ある出来事から情緒が生まれる。変化する主人公と、娼婦街を出ても変われない秋子。冷静になった主人公は、街を去る。読んでて違和感を感じたのは物語冒頭。主人公が取材をするた・・・[続きを読む] |
2009 22:35 |
酒見賢一 「周公旦」
(約1600字) - そして書評もミステリになった
太公望と並ぶ周王朝建国の功労者にして、孔子が夢にまで見たという至高の聖人に、著者の大胆な解釈で迫る。殷を滅ぼし、周を全盛に導いた周公旦の「礼」の力とは何か。果たして彼は政治家なのか、それともシャーマンなのか。そして亡命先の蛮夷の国・楚での冒険行の謎とは。新田次郎文学賞受賞作。私が・・・[続きを読む] |
2009 15:32 |
覇王の家〈下〉
(約700字) - 埼時記
特にこの場面で対照的に描かれているのは、秀吉と家康の比較というよりも、その家臣の違いです。にわか家臣で構成されている秀吉と、先祖代々徳川(松平)家に忠誠を誓ってきた結束の固い三河武士軍団を率いる家康の立場の違いが、そのまま明暗を分けました。秀吉の守りに徹する戦術に反対し、池田勝入・・・[続きを読む] |
2009 13:23 |
『楊家将』北方謙三 最強の軍閥、“楊不敗”と、その限界
(約2200字) - Drupal.cre.jp - 創作者のためのblog他サービス
紹介|アイザック・アシモフ|ファウンデーション|ファウンデーション対帝国|ベリサリウス|モンゴル|ユスティニアヌス|北方謙三|宋|小説|楊家将|楊家将演義|楊家業|歴史小説|遼|金|銀河帝国の興亡|歴史『楊家将』という作品について知ったのは、田中芳樹さんのインタビュー記事だったか・・・[続きを読む] |
2009 02:15 |
「秋月記」 葉室 麟
(約600字) - Mille fleurs 〜千の花
時代小説でなければこの高みを描けない。そして時代小説というものが廃れず支持される日本に、一片の救いを見る。本作は秋月という美しい地名の小さな藩で、国のために人のために何より自分のために、最後まで信じる道を歩きとおした、まさに秋の月のごとく闇に朗々と冴える1人の男の静かな情熱の物語・・・[続きを読む] |
2009 00:17 |
『名君の条件』細川重賢はどうやって藩を立て直したのか!
(約1500字) - ブログのタネ
細川重賢って誰って思う人も多いと思いますが(僕もこの本を読むまで知りませんでした。)、名君といわれた米沢藩の上杉鷹山や白河藩主で老中筆頭にまでなる松平定信から"わが手本"と仰がれた人物です。細川家は戦国時代だと細川藤孝や忠興(明智光秀の娘ガラシャの旦那)が有名ですね。また、元首相・・・[続きを読む] |
2009 00:00 |
古澤健『ドッペルゲンガー』
(約1000字) - 「石版!」
黒沢清監督作品の映画『ドッペルゲンガー』のノベライズを読む。映画のほうは観ていないのだが、これは面白く読んだ。野崎孝訳の『ライ麦畑でつかまえて』みたいな文体で、セルバンテスもかくや!と思わせる脱線と脱臼の連続があるところがツボにハマる。とくにドッペルゲンガーが本体のために、ガテン・・・[続きを読む] |
2009 16:07 |
魔将軍―室町の改革児、足利義教の生涯
(約700字) - 埼時記
元々三男だったため将軍になる予定が無かったのですが、次々と想定外の事が起き、挙句の果てに後継者争いを嫌った前将軍(義持)が後継者指名を拒否したため、何とくじ引きによって将軍になったただし実力の方は本物だったようで、将軍になるや否や混乱の続いていた九州を傘下に納め、幕府と険悪だった・・・[続きを読む] |
2009 22:36 |
『半次捕物控~天才絵師と幻の生首~』(佐藤雅美著・講談社)を読了した
(約1200字) - 畝源 The ブログ
佐藤雅美氏は、特に好きな作家の一人だ。この半次捕物控シリーズも勿論既刊は全て読んでいる。今巻で第7弾になるそうだ。このブログでは、『泣く子と小三郎』、『髻塚不首尾一件始末』も以前紹介している。今巻を通して度々登場するのが蟋蟀小三郎。確か第3巻から登場したが、このシリーズではもう欠・・・[続きを読む] |
2009 18:32 |
恋細工 西條奈加
(約700字) - "やぎっちょ"のベストブックde幸せ読書!!
西條さんの作品は・・・4冊目?かな??シリーズはもうやって来ないんでしょうか。やややそうかと思ったら金春屋ゴメスシリーズ出てる?「金春屋ゴメス異人村阿片奇譚」と思ったら、辛子の花を文庫版に改題したんですね。あぶないあぶない、買ってしまうところだったよ。。。全然関係ないけど、アマゾ・・・[続きを読む] |
2009 10:57 |
森福都『肉屏風の密室』
(約1200字) - 本読みの憂鬱
『十八面の骰子』に続く巡按御史・趙希舜の活躍を描く連作中国物時代ミステリの第二作目。宋代を舞台としていますが,それ程歴史的な事件が大きく関わってくるわけではありません。それでも中国史の基本的な知識があれば,より楽しめるかと思います。個人的にはかなり好きな部類の作品です。5編が収録・・・[続きを読む] |
2009 07:00 |
大坂堂島米会所〜富樫倫太郎作「堂島物語」〜
(約900字) - ハリ・セルダンになりたくて
さて、今年も講義で大坂堂島米会所について取り上げました。ファイナンスを勉強した方はよくご存知だと思いますが、堂島米会所は世界ではじめて組織的に先物取引が行われた場所です。設立されたのは江戸時代享保15年(1730年)だそうです。まあ、正直に言ってファイナンスにも歴史にも詳しくない・・・[続きを読む] |





















