カテゴリ:時代小説 - RSS
カテゴリが「時代小説」の書評を表示しています。(全 287 件 / 5ページ目)
2010 16:33 |
「花や散るらん」 葉室 麟
(約1000字) - Mille fleurs 〜千の花
武士の誇りと合理性という、一見相反するような魅力を兼ね備えた主人公、雨宮蔵人とその想い人・咲弥が不器用ながら心を寄り添わせていくという、男女の情を中心に据えた(はずの)物語だった。ところが、作者の視点は相変わらず「男」と「時代」のみに注がれ、女性はまたも神聖な崇拝対象。男の生き様・・・[続きを読む] |
2010 07:36 |
「のぼうの城」から学ぶリーダー論
(約700字) - メタノート
戦国時代も今の時代も人を惹きつける者が人の上に立つ。医師の世界ではちょっと違う気がするけど、優れた企業なんかではそういうものなんだろう。普段おちゃらけていても、部下と対面で話をする。一方的なトップダウンの決定ではなく、部下がやりがいを持てるような仕事を与える。働きやすいような社内・・・[続きを読む] |
2010 23:45 |
数えずの井戸
(約600字) - another day 2010
「嗤う伊右衛門」「覗き小平次」に続く第三弾。怪談話を京極夏彦風に仕立て直すというものだ。ベースとなっているのは、そのタイトルからもすぐに想像できるだろう、番町皿屋敷。京極ファンならご存じのように、もちろんここにはお化けの類は一切出てこない。登場するのは、さまざまな人間だ。身分はさ・・・[続きを読む] |
2010 23:22 |
【書評】アラビアの夜の種族 著者:古川日出男
(約1100字) - 日々是修行
アラビアの夜の種族読了○。原題は”TheArabianNightbreeds”。聖遷(ヒジュラ)暦1213年1月(即ち西暦1798年7月)、欲深いフランク族(ヨーロッパ人)の邪視がカイロに向けられている。ナポレオン・ボナパルトという名の。当時のエジプトはマムルーク(奴隷)王朝以来・・・[続きを読む] |
2010 16:03 |
『蒙古襲来』(菊池道人著・PHP文庫)
(約800字) - 畝源 The ブログ
元寇で有名になった肥後の国の御家人竹崎五郎季長とその兄(架空の人物)竹崎四郎季光が活躍する小説。この小説の中では、竹崎季光・季長は、領地を持たない無足御家人となっており、長兄の竹崎太郎経時だけが(ほかの二兄はすでに死亡)領地を持つ御家人としてでてくる。「鎌倉時代中期、二度にわたる・・・[続きを読む] |
2010 02:20 |
黒く塗れ(宇江佐真理)
(約600字) - のほ本♪
伊三次の客である翁屋八兵衛の、妻おつなの様子がおかしい。どうやら、店の金を持ち出しているらしい。だが、おつなはまったく身に覚えがないと言う。伊三次は出かけていくおつなの後をつけるが、目にしたのはおつなの不可思議な行動だった・・・。表題作「黒く塗れ」を含む6編を収録。髪結い伊三次捕・・・[続きを読む] |
2010 18:26 |
『蒼き海狼』(火坂雅志著・小学館文庫)
(約1200字) - 畝源 The ブログ
北条氏に滅ぼされた三浦一族の支族・朝比奈三郎義秀が、鎌倉さらには日本を追われ朝鮮の耽羅島(済州島)にわたる。しかし元のフビライが高麗を征服、反抗を続ける三別抄の軍は、耽羅に拠って最後の抵抗をするがそれも潰える。朝比奈義秀の孫・朝比奈蒼二郎は、三別抄に味方し父と戦うが、父は戦死し、・・・[続きを読む] |
2010 11:10 |
感涙! 母と娘、愛と葛藤の物語 『風と琴』 高草洋子著
(約700字) - 新刊レビュー - 47NEWS(よんななニュース)
【試写コラム】藤田まこと主演「剣客商売スペシャル道場破り」(2月5日金曜午後9時~)今回の試写は、「鬼平犯科帳」と並ぶ池波正太郎原作の人気時代劇「剣客商売」。近年はスペシャルドラマとしての放送で、今回は2年ぶりの登場。主演の藤田まことをはじめ、山口馬木也、寺島しのぶ、小林綾子、.・・・[続きを読む] |
2010 00:39 |
泣き虫弱虫諸葛孔明 / 酒見賢一
(約900字) - uruyaの日記
諸葛孔明とはどのような人物だったのかを解明したい。そもそも三国志というのは、人工の半数を死にいたらしめるような戦争が行われてもだれひとり自らの行いに恐怖しない、そんな殺伐とした時代の、たかだか八十年ぐらいのあいだに起きたできごとである。そんなとき颯爽とあらわれた愛と正義の人、史上・・・[続きを読む] |
2010 16:19 |
『最勝王』(服部真澄著・中央公論新社)
(約600字) - 畝源 The ブログ
司馬遼太郎さんの『空海の風景』や陳舜臣さんの『曼陀羅の人』は、中国渡来時の話が中心となっているが、この小説では、逆に中国渡来時の模様は一切描かれていない。渡来前と渡来後の空海が描かれている。史実にはある程度したがっているが、かなりフィクション色の濃い小説である。私としては桓武天皇・・・[続きを読む] |
2010 16:19 |
『天空の橋』(澤田ふじ子著:徳間文庫)
(約1800字) - 畝源 The ブログ
今回も、澤田ふじ子さんの作品である。Book-Offで200円で買ってきた本である。話は、城之崎温泉で下働きしていた15歳の八十松(主人公)を、湯治に訪れた京の積問屋の主・高野屋長左衛門が、皿を割るという粗相の際したその受け答えから、その姫たる才能を感じる。そして、彼を京へ連れて・・・[続きを読む] |
2010 22:14 |
『高瀬川女船歌~篠山早春譜』(澤田ふじ子著・幻冬社)
(約600字) - 畝源 The ブログ
澤田さんの大ファンなので、もちろんこのシリーズは第1作から全て読んでいる。これで4作目である。今回は、この本全体を通して藤蔵という人物が登場する。京都の裏店の長屋に住まいし数珠屋の下請け仕事をする夫婦者だが、主人公の宗因と同じく元武家らしく、宗因は自分の居酒屋に船曳きの弥助ととも・・・[続きを読む] |
2010 21:57 |
『高瀬川女船歌 銭とり橋』(澤田ふじ子著:幻冬社)
(約1300字) - 畝源 The ブログ
澤田ふじ子氏は、現在私が好きな女流作家の三人のうちの一人である。あとは平岩弓枝氏と宮部みゆき氏である。私は時代小説が好きなので、特にこの3人が好きになってしまったのだろう。(勿論、三人の時代小説以外の作品も読んでいます)。彼女のほかのシリーズ、「足引き閻魔帳」シリーズ、「公事宿事・・・[続きを読む] |
2010 22:40 |
(書評)ねこのばば
(約600字) - 新・たこの感想文
遅い昼餉を食べる若だんな。今日はやけに調子が良く、なんとお代わり。長崎屋を絶好調にしたのは一体……?(『茶巾たまご』)など、全5編を収録したシリーズ第3作。作品の雰囲気としては、非常に安定していて、前作でも思ったのだけど、世界観の中で、それぞれの登場人物が、自由気侭に動き回ってい・・・[続きを読む] |
2010 17:33 |
『源平盛衰記』(菊池寛著:勉誠出版)
(約1000字) - 畝源 The ブログ
私は、今まで、菊池寛というと「恩讐の彼方」など戯曲作品が、すぐ浮かんだが、こういう歴史小説もかなり書いているようだ。来年はNHKの大河ドラマが義経とのこともあり、私は、義経関連の本を色々読んでいる。が、読む前想像していた以上に読みやすく面白かった。私は、先ほど、義経関連を色々読ん・・・[続きを読む] |
2010 12:50 |
『北天の星(上・下)』(吉村昭著:講談社文庫)
(約3500字) - 畝源 The ブログ
今回の作品は、著者の得意な(?)幕末ロシア関係ものの1つである。登場人物も、名奉行でお馴染みの遠山の金さんの父親・遠山金四郎景普が出てきたり、間宮林蔵が出てきたり、はたまた太平洋側の蝦夷航路を開拓した豪商・高田屋嘉平が出てきたりと非常に面白い。それだけにこの本からさらに興味を深め・・・[続きを読む] |
2010 02:07 |
(書評)前巷説百物語
(約800字) - 新・たこの感想文
上方より流れてきた若者・又市。彼は、ひょんなことから、根岸の損料屋・ゑんま屋の手伝いをすることになる。ゑんま屋は、れっきとした貸物業であり、しかし、裏では「決して埋まらぬ損を埋める」という仕事を請け負っていた・・・・・・これまでのシリーズの前日譚としての物語。そして、これまで、物・・・[続きを読む] |
2010 18:26 |
『かまくら三国志(上・下)』(平岩弓枝著:文春文庫)
(約2500字) - 畝源 The ブログ
著者の平岩弓枝氏は、昭和7年、今では私鉄線駅名として有名な代々木八幡神社の一人娘として生まれている。昭和30年に日本女子大を卒業後、小説家を志し、戸川幸夫氏に師事、ついで長谷川伸氏主催の新鷹会へ入会した。長谷川伸氏の門下の先輩には、村上元三氏や池波正太郎氏がいる。ここで著者の略歴・・・[続きを読む] |
2010 15:23 |
算法少女
(約600字) - そらいろのたねの勝手に親日記
(ちくま学芸文庫)遠藤寛子筑摩書房発売日:2006-08ブクログでレ..."dc:creator="そらいろのたね"dc:subject="本"dc:date="2010-02-08T15:23:17+09:00"/>娘が居なくなったのにお雛様を飾るのも、何か寂しい気がしますが、・・・[続きを読む] |
2010 00:00 |
「龍馬伝」と「竜馬がゆく」の違いを考察してみる
(約1200字) - ExciteBit
坂本龍馬を取り上げた小説で有名なものに、司馬遼太郎作の「竜馬がゆく」がある。筆者の知り合いの司馬遼太郎マニアによると、「龍馬伝」と「竜馬がゆく」の2作品には、「龍馬」と「竜馬」という名前の違いだけでなく、結構、相違点があるらしい。どこがどう違うのか、聞いてみた。知人がまず指摘した・・・[続きを読む] |





















