カテゴリ:歴史・地理 - RSS
カテゴリが「歴史・地理」の書評を表示しています。(全 768 件 / 8ページ目)
2010 00:00 |
鷲見洋一『『百科全書』と世界図絵』
(約1500字) - 「石版!」
著者の鷲見洋一は慶應大学名誉教授(現在は中部大学に籍をおく)で『百科全書』をはじめとした18世紀フランス文化史が専門の先生。当書はタイトルにあるとおり『百科全書』を中心とした論文を集めたものだが、論文の合間合間にくだけた文体で綴られるエッセイが挿入されるなど面白い作りになっている・・・[続きを読む] |
2010 18:55 |
こんな生き方もあると知っておくこと -400 ご冗談でしょう、ファインマンさん
(約1400字) - あなたの人生が勇気に満ち溢れる555冊の多読成功術
ファインマンさんといえば物理学でノーベル賞を取っているわけだが(詳細はwikipedia参照)MIT(マサチューセッツ工科大学)での日々、原子爆弾開発プロジェクトのためのロスアラモス国立研究所での研究若者はすべからく広い世界に出て外を見ることだ。事物の多様性を知ることは大切なこと・・・[続きを読む] |
2010 07:30 |
萌式ゴロ萌え日本史
(約600字) - 本の宇宙(そら) [風と雲の郷 貴賓館]
中を開いてみると、ひとつの歴史的事件に対して、「萌え」イラストとそれに対応する「萌え」ゴロが示され、その出来事に対する一口解説も付いており、読んでいてなかなか楽しく、「萌え」る。ただ、年号暗記の効率としてはどうだろうか。本書に示されている、最初の3つのゴロに対応するものを紹介して・・・[続きを読む] |
2010 00:47 |
フェリシア・ミラー・フランク「機械仕掛けの歌姫」
(約1000字) - モナドの方へ
19世紀の文学における人造美女に焦点をあてた文学研究書。人造美女の、しかも声に焦点を当てているあたりがキモである。訳者あとがきにもあるように『イノセンス』や『初音ミク』を有する我国がこれをスルーしてよいわけがない。タイトルからして「どうみても初音ミクです。本当にありがとうございま・・・[続きを読む] |
2010 18:03 |
聖書を縦糸に、幕末維新を横糸に。(『聖書を読んだサムライたち もうひとつの幕末維新史』守部喜雅著)
(約900字) - どんなジレンマ
宣教師フルベッキ、今井信郎、坂本直寛、津田梅子、新島襄、山本八重、原胤昭、W.S.クラーク、内村鑑三、新渡戸稲造、福沢諭吉。150年前に、それぞれ新しい日本を生み出すのに活躍した人たち。この人達の名前を見て、ピンと来た方は手に取って損はない。たとえ聖書に興味はなくても。奥付の著者・・・[続きを読む] |
2010 13:58 |
銃・病原菌・鉄
(約600字) - リハ医の独白
丸善に立ち寄った時、朝日新聞「ゼロ年代の50冊」(2000〜2009年)の第1位に選ばれたとのことで、本書が大々的に宣伝されていたプロローグで、著者は本書の要約を次のように述べ、人種差別的な見解を否定している。狭い範囲の歴史学だけでなく、様々な学問の知見を用いて、巨視的な立場に立・・・[続きを読む] |
2010 20:04 |
【本】拷問するなら、されるなら/高平鳴海
(約600字) - しょ~との ほそボソッ…日記…
本人は拷問はするのもされるのも、決して好みではないことを明記しておきつつ、本書のご紹介。好きといっても、それほど数多くは、拷問関係の本を読んでないので、この著者の名前も知らなかったんですが、この人は、拷問を考察すること30年?と言う大ベテランだそうです。本としては、読みやすくまぁ・・・[続きを読む] |
2010 23:46 |
「ゴロ」?「萌え」? 『萌式ゴロ萌え日本史』
(約1100字) - Biiingo!! -乱雑な書斎-
数(かず)に強いのも大事だが、数字に詳しいのもスゴいと思うのである。定数や物のサイズなど、様々な数字が正確にスラスラ出てくる人を見ると、「カッコイー」とほれぼれしてしまう。そんな数字の一つに年号というのもあって、1903年にライト兄弟が人類初飛行に成功した時にはね、とかサラッと言・・・[続きを読む] |
2010 18:35 |
「家」が守る歴史/中国共産党を作った13人(譚璐美)
(約1100字) - 見もの・読みもの日記
中国共産党には積極的な関心がある。なんていうと、今の日本では、白い眼で見られるのがオチだろう。いや、別に彼らの共産主義思想に共感するわけではない。私は、多くの人物が入り乱れ(主役から端役まで、稀有なほど多くの人物の記録が残っている)、複雑な起伏に富む中国の歴史が好きだ。もとは古代・・・[続きを読む] |
2010 16:09 |
ルポ資源大陸アフリカ/白戸圭一
(約1200字) - suadd blog
毎日新聞記者で元南アフリカ特派員の白戸氏が書いたアフリカの実情。南アフリカはもちろんのことナイジェリアからスーダン、ソマリアなどに現地取材をしており、間一髪なシーンも何度も出てきます。その介あって様々な取材対象から多重的なコメントを引き出して、新聞という限られた紙面でないこともあ・・・[続きを読む] |
2010 00:00 |
海保嶺夫 - エゾの歴史
(約1100字) - Close to the Wall
前回の本は近現代史だったけれど、こちらは丁度それ以前、古代から近世までの「エゾ」の歴史を扱った本。国境が策定される以前、大きな範囲で交易を行っていたアイヌ及び北方の人々の活動の広さを見ることができ、アイヌの歴史は日本史の部分史ではない、というのがよくわかる。まあ、北海道が日本にな・・・[続きを読む] |
2010 17:42 |
会津という神話:<二つの戦後>をめぐる<死者の政治学>
(約2100字) - 香桑の読書室
そのように、人は死によって忘却を運命づけられているわけであるが、本書は死者の記憶をどのように生者が利用するか、会津の例を取って語る。戊辰戦争と世界大戦という二つの敗戦により、会津は日本においていささか特殊な事情を持たざるを得なかった。日本という国の中で、会津は戊辰戦争の敗戦で「賊・・・[続きを読む] |
2010 00:00 |
『イギリス東インド会社−軍隊・官僚・総督』ほか
(約700字) - 愛・蔵太のもう少し調べて書きたい日記
★『イギリス東インド会社−軍隊・官僚・総督』(浜渦哲雄/中央公論新社/2310円)【→amazon】躍進する21世紀インド経済の基盤をつくった統治機構。商社として発足し、植民地帝国の統治者へと変貌してゆく東インド会社の多面性とダイナミズムを描き出す。★『新版バナッハ−タルスキーの・・・[続きを読む] |
2010 01:31 |
私のジョン万次郎~子孫が明かす漂流150年目の真実
(約600字) - 書評・レビュー by 活字.com
by七色カラスon4月.25,2010,underジョン万次郎の本・伝記・伝記的小説土佐の中の浜の漁師の子・万次郎が、宇佐浦から小さな漁船に乗り組み、時化(しけ)に遭って漂流した1841年(天保12年)から、150年目を記念して出版された本である。サブタイトルにもあるとおり、著者・・・[続きを読む] |
2010 12:39 |
堤未果『ルポ 貧困大国アメリカⅡ』
(約1200字) - mm(ミリメートル)
水曜は今治で、「風で織るタオル」として知られる「池内タオル」の池内計司社長を取材。木曜は高松に移動して、「NDCジャパン」というアパレル企業の社長さんを取材。行き帰りの飛行機で、堤未果著『ルポ貧困大国アメリカⅡ』(岩波新書/756円)読了。ベストセラーとなり、新書大賞や日本エッセ・・・[続きを読む] |
2010 20:09 |
岩崎弥太郎と三菱四代
(約1400字) - ただのオタクと思うなよ
今年の大河ドラマ「龍馬伝」が、これほど面白いとは思っていませんでした。NHKが全精力を傾けたと言っていいスペシャルドラマ「坂の上の雲」の第1部の直後に始まったこともあって、そのギャップなどを心配していたのですが、杞憂に過ぎませんでした。それどころか、大河としては初めて採用したプロ・・・[続きを読む] |
2010 16:29 |
『明治維新のカギは奄美の砂糖にあり』
(約1700字) - 与論島クオリア
一族史に過ぎないものを奄美史として書いたのは『名瀬市史』における大山麟五郎だったが、大江修造の『明治維新のカギは奄美の砂糖にあり』は、その更新版である。もっとも一族史を奄美史に拡大するのは錯誤でしかないという意味では、更新される必要のないものであり、むしろ奄美にとって脱すべき課題・・・[続きを読む] |
2010 00:00 |
大原総一郎とモダン・アート、矢代秋雄のピアノソナタのことなど
(約2700字) - 仕事の日記(はてな)
前のエントリーに書いた外山雄三さんのこともそうですが、大阪や大栗裕を起点にして戦後の音楽を眺めようとすると、網羅的であることを目指したかもしれない『日本戦後音楽史』のような前衛音楽論からきれいに抜け落ちているところに、どんどん入り込むことになるようです。世界は広い。クラボウ/クラ・・・[続きを読む] |
2010 07:34 |
堤未果『アメリカから<自由>が消える』
(約3300字) - martingale & Brownian motion
維新の志士たちの、写真を見ると、みんな、格好そのものは、ラフな着物を着ならして、そんなに、格式ばったものではないが、なによりも、現代から見ると異様な風景に思えるのは、その「刀」のごつさ、である。それは、「本当に人を切るためのものであり、それ用の、ごつさがある」。これなら、人も骨ご・・・[続きを読む] |
2010 00:00 |
ソ連がアフガニスタンを侵攻するようにアメリカが誘導した/『そうだったのか! 現代史 パート2』池上彰
(約1100字) - 古本屋の殴り書き(書評と雑文)
パレスチナに関するトピックは物足りないが他は文句なし。ただし、パレスチナ自治政府が汚職にまみれていることを初めて知った。最も勉強になったのは核兵器の誕生とチェルノブイリ原発事故について。後日、稿を改めて書く予定。中村哲を読んだばかりなので、やはりアフガニスタンの歴史に注目せざるを・・・[続きを読む] |




















