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新着書評 RSS カテゴリ:社会 - RSS

カテゴリが「社会」の書評を表示しています。(全 2534 件 / 5ページ目)
07/05
2010 00:00
死を生きながら  イスラエル1993-2003
死を生きながら イスラエル1993-2003 / D・グロスマン (約1400字) - 誰が得するんだよこの書評

おぞましい、とすら思った。道徳的に正しい言論の影に隠された、抑圧的な全体主義に。著者はイスラエル在住のユダヤ人で、パレスチナとの血みどろの紛争について次のように語る。「テロは悪だ。しかし武力では報復しても意味がない。和平しか解決策はない」。この見方は圧倒的に正しい。ただし、この正・・・[続きを読む

07/04
2010 23:22
マクナマラ回顧録 ベトナムの悲劇と教訓
マクナマラ回顧録 (約1100字) - 投資十八番 

ロバート・マクナマラは、ケネディ、ジョンソン両政権の国防長官だった人物です。ベトナム戦争が泥沼化する過程に直接関与し戦争を指揮したマクナマラが、30年の沈黙を破って過去の過ちを告白したしたのがこの回顧録。われわれはまちがっていました。ひどくまちがっていました。その理由を、われわれ・・・[続きを読む

07/04
2010 23:17
働く意味とキャリア形成
働く意味とキャリア形成 (約2100字) - 蔵前トラックⅡ

高度経済成長期は「働くことの意味」を考えることなく、只々目の前の仕事に対して一生懸命になることで生計を立てたり、生き甲斐と思ったりすることがあった。転職もあまりなく、一度就職した会社に約40年間勤めることもできた。「24時間働けますか」という時代でも誰しも不満に思うことが少なかっ・・・[続きを読む

07/04
2010 22:23
植民地主義の暴力―「ことばの檻」から
対談・植民地主義の暴力(徐京植、高橋哲哉) (約1800字) - 見もの・読みもの日記

○ジュンク堂書店新宿店トークセッション徐京植×高橋哲哉『植民地主義の暴力−植民地主義はいまも継続し、増殖する−』(2010年7月1日)徐京植著『植民地主義の暴力:「ことばの檻」から』(高文研)の刊行記念対談。定員40名という案内だったが、もう少し多かったと思う。老若男女、バラエテ・・・[続きを読む

07/04
2010 00:00
政局から政策へ―日本政治の成熟と転換 (日本の〈現代〉 3)
政局から政策へ / 飯尾潤 (約1700字) - 誰が得するんだよこの書評

入学祝に親戚の伯母から宝くじを3000円分もらったことがある。当時の私は「よりにもよって宝くじか」と落胆したものだ。宝くじは手数料率50%超というほとんど金融詐欺みたいな商品だからだ。1000円賭けた瞬間に胴元に500円分徴収され、参加者は残りの500円を分け合うのだから、どう転・・・[続きを読む

07/03
2010 15:19
アメリカ保守革命 (中公新書ラクレ)
アメリカ保守主義思想の成立 (約2400字) - Kousyoublog

保守とリベラルというアメリカの二つの思想潮流の一翼を形成する保守主義思想が体系化されたのは戦後になってからのことだ。進化論裁判での失墜と大恐慌に対する無策によって古い保守派は信頼を失い、ルーズベルト大統領とその政策を支持するニューディール連合によるリベラリズムの時代が第二次大戦以・・・[続きを読む

07/03
2010 12:00
田中角栄に聞け
日テレ・ビートたけし主演のドラマ『田中角栄物語』が眞紀子氏の反対で頓挫中!? (約700字) - Ameba News

【PR】TVでも大反響!!倉本康子プロデュースのシューズボックスが大好評につき継続販売日本テレビ系で制作準備が進められていたスペシャルドラマ『田中角栄物語』が、故・田中角栄元首相の長女で民主党・田中眞紀子議員の猛反対で暗礁に乗り上げているという。「日テレは、以前フジテレビでお蔵入・・・[続きを読む

カテゴリ:政治 社会 |書名:田中角栄に聞け|著者:塚本三郎
07/03
2010 00:00
小泉政権―「パトスの首相」は何を変えたのか (中公新書)
小泉政権 / 内山融 (約1900字) - 誰が得するんだよこの書評

かつて音楽が鳴り響いていた。富の椅子取りゲームの中でみなが踊っていた。自民党システムのもとで「鉄のトライアングル」を築けば莫大な利権を確保できた。大企業の正社員になりさえすれば長期雇用が保証され安定した未来が約束されていた。こうした椅子取りゲームは今も変わらない。しかし、かつては・・・[続きを読む

07/02
2010 23:18
シャッター通り再生計画―明日からはじめる活性化の極意
シャッター通りはやがて駐車場通りになります (約700字) - 一本足の蛸

先々月くらいに読んだ本だが、今まで感想を書いていなかった。まじめに感想文をきっちり書こうとするとこの本を最初から読み返さないといけないし、この本で省略されている理論的背景を知るためには同じ著者の『まちづくりの個性と価値』も読まなければならないのだが、たかだか感想文ひとつのためにそ・・・[続きを読む

07/02
2010 21:24
日本の個人主義 (ちくま新書)
小田中直樹『日本の個人主義』 (約1100字) - 時折書房

これ、5日間くらいずっと読んでいました。その間に「Number」などをつまんでいたのです。そう、パラグアイ戦before/afterの両義的な熱にやられてなかなか読書が進まず、進まないときには頭にもなかなか入ってこなくって、それに、「日本の個人主義」という、最近の私にとってはゴク・・・[続きを読む

07/02
2010 20:53
思考停止社会~「遵守」に蝕まれる日本 (講談社現代新書)
思考停止は気持ちがいい (約1100字) - ミックのブログ 〜君につけ届け〜

琴光喜の野球賭博関与から始まった賭博事件は、相撲界全体を巻き込む規模に発展し、親方の追放という前代未聞の事態へと発展しました。しかし、私は最初にこの報道を見たときから、琴光喜のやったことのどこがいけなかったのか、よく分かりませんでした。せいぜい脅迫を受けるなんて脇が甘いなあ、とか・・・[続きを読む

07/02
2010 05:34
憲法と平和を問いなおす (ちくま新書)
長谷部恭男著 『憲法と平和を問いなおす』 ちくま新書 (約1000字) - いぬの軌跡

今回は前々回の「新聞は憲法を捨てていいのか」に引き続き、憲法について考える本です。この本の概要は、あとがきを見ればよくわかるので、多少あとがきから引用させていただきます。このような、護憲、改憲を考える前に「なんで憲法ってあるの?」「立憲主義ってなんぞ」という議論を組み立てる上で必・・・[続きを読む

07/02
2010 00:00
首相支配-日本政治の変貌 (中公新書)
首相支配 / 竹中治堅 (約1500字) - 誰が得するんだよこの書評

近年まれに見るリーダーシップを発揮した小泉純一郎の政治を、本書では首相に権限が集中する制度によるものだと結論づけている。たしかに小選挙区制が導入されて派閥の影響力が低下したし、小泉政権では経済財政諮問会議がうまく機能して首相に主導権があった。しかし、この本が書かれた2006年以降・・・[続きを読む

07/01
2010 19:42
盤上の海、詩の宇宙
羽生善治・吉増剛造「盤上の海、詩の宇宙」を再読して (約1300字) - ものぐさ将棋観戦ブログ

「生きてみた感想」さんの記事に触発されて、私もいくつか記事を書いたわけだけど、この本のことが何となく気にかかっていた。これが出版されたのは1997年というから、もう13年も前のことである。羽生さんのことだから、多分、当時とは考え方や感じ方も随分変わっていることだろう。しかし、若い・・・[続きを読む

07/01
2010 09:45
電子書籍と出版─デジタル/ネットワーク化するメディア
電子書籍と出版 (約4900字) - ポット出版

関連したタグを入力して、ボタンをクリックして、このブログの情報を組織するのを手伝ってください。IT企業の経営者であり、アルファブロガーとしても知られる橋本大也、文芸評論家、フリー編集者として電子書籍を追い続けてきた仲俣暁生と、早くから出版活動のネット展開を手がけてきた版元ドットコ・・・[続きを読む

07/01
2010 07:56
電波利権 (新潮新書)
新・電波利権 (約800字) - 池田信夫 blog

アゴラブックスの6月の新刊。4年前に新潮新書で出た旧版がいまだに息長く売れているので、データを大幅にアップデートして電子版のみで新版を出した。定価315円だが、最初の部分は立ち読みできる。購入すれば、PDF版も読める。きのうのホリエモンとの対談でも電波行政の話が出たので、少し補足・・・[続きを読む

07/01
2010 00:00
自民党政治の終わり (ちくま新書)
自民党政治の終わり / 野中尚人 (約1800字) - 誰が得するんだよこの書評

民主党はよく劣化自民党と呼ばれる。これは自民党による政治は終ったけれど、自民党システムはいまだに終ってないということを示している。公務員制度改革を手に取って考えてみよう。この改革は、1:「年功序列制の廃止」、2:「各省庁による再就職(天下り)の斡旋禁止」、3:「内閣人事局を置き、・・・[続きを読む

06/30
2010 23:47
軍事研究 2010年 07月号 [雑誌]
軍事研究2010年7月号 (約700字) - k-takahashi’s 雑記

巻頭カラーは先日のロシア対独戦勝記念日パレード。SS-27でかいなあ。さすが、ICBM。まずは天安爆沈事件の分析記事が2つ。推測される状況や、どんな証拠があったかなどの紹介記事。混合爆薬の成分が、3年前に韓国が入手した北朝鮮製魚雷と一致したようだ、とか。野木恵一氏の「オバマ政権の・・・[続きを読む

カテゴリ:政治 社会 人文 雑誌 |書名:軍事研究 2010年 07月号 [雑誌]|著者:
06/30
2010 00:42
ストリートの思想―転換期としての1990年代 (NHKブックス)
書評:毛利嘉孝『ストリートの思想』 (約2700字) - 京大院生の読書日記

マルクス主義の失墜後、左翼的な言説が著しい凋落を示していることは周知の事実である。経済のグローバル化、ネオリベラリズム的言説の普及のなかで、旧来的な社会民主主義や共産主義は、説得的な対抗策を示すことができなかった。そのような状況のなかで、本書は「左翼的な思想」の新たな引き受け手を・・・[続きを読む

06/30
2010 00:00
国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて (新潮文庫)
国家の罠 / 佐藤優 (約1700字) - 誰が得するんだよこの書評

ここにニッポン株式会社がある。会社の持ち主(株主)は《国民》であり、彼らの代表として株主総会で議決権を行使する《政治家》がいる。会社の従業員は《公務員》であり、《政治家》が株主総会で決めたことにそって会社を運営している。会社の目的は、「国益」というひどく抽象的なもので、その具体的・・・[続きを読む