defeated.
書評掲載回数:196 回
このサイトで書かれた書評
2010 14:50 |
草間さかえ「地下鉄の犬」
(約1400字) - defeated.
離婚したばかりのサラリーマン・篠田は、帰路、コーヒーの匂いに誘われて、迷い込むように煙草屋兼骨董屋の扉を開ける。そこの店主朝倉と会話を交わすうち、篠田はかれと打ち解けていく。篠田は真面目で偉ぶったところがなく責任感のつよい非常に良い上司で、何を考えているのか分からない夫だった。元・・・[続きを読む] |
2010 22:10 |
斉藤まひる「愛の謎が解けたとき」
(約1500字) - defeated.
板前の元彦は、月に数度、代議士と会食をするIT企業の社長・北村啓一のことが気になって仕方がない。自分達従業員に対する柔らかな態度、少しでも自信のない料理を出すと残してくる確かな味覚、そしてなにより美しい顔立ち。啓一のことばかり考えるようになった元彦は、ある日、代議士と北村の部屋に・・・[続きを読む] |
2010 14:42 |
砂原糖子「天の邪鬼の純情」
(約1600字) - defeated.
人見知りで会社でもあまり注目されない地味な津山は、男性からも女性からも一目置かれる社の先輩にして「王子様」の芦原に告白される。誠実なかれの言葉を悪し様に嘲って否定した津山は、実は、意識する相手ほど素直なことを言えない天の邪鬼だった。最近復刊ものも含めてちょっとヘヴィーな話が続いて・・・[続きを読む] |
2010 20:44 |
戸川視友「ぼくたちの吉祥寺恋物語」全4巻
(約1600字) - defeated.
大阪から東京へ引っ越してきた哲を待っていたのは、マンションの大家だという青年・左宗。その美貌が原因である事件に巻き込まれたこともある哲は馴れ馴れしい左宗に警戒心を隠さないが、実は同級生だった左宗の穏やかさや優しさに次第に心を開いていく。べつに吉祥寺じゃなくても問題のない話なのだけ・・・[続きを読む] |
2010 20:42 |
英田サキ「ダブル・バインド」
(約2000字) - defeated.
性器を切断された男性の餓死死体が発見されたのを機に、刑事の上條は高校時代の後輩・瀬名と再会する。第一発見者で、いわゆる多重人格の少年の保護者が瀬名だったのだ。少年の証言を聞くために瀬名のマンションへ通ううち、自分に懐いていた学生時代とは全く異なる可愛げのない物言い、おそろしく整っ・・・[続きを読む] |
2010 21:28 |
崎谷はるひ「はなやかな哀情」
(約3300字) - defeated.
シリーズ第五弾。三部作と番外編、という立ち位置だけれど、番外編扱いの「やすらかな夜のための寓話」内「ネオテニー<幼形成熟>」を読んでいないと分かりづらい部分があるので、五作目だと思う。因縁の相手・鹿間に誘われてかれの元を尋ねた慈英は、鹿間の家に侵入していた強盗と鉢合わせて殴られ、・・・[続きを読む] |
2010 20:44 |
原作:大場つぐみ、漫画:小畑健「バクマン。」9
(約1600字) - defeated.
売り言葉に買い言葉で結婚することを決めたかのようにも見えたシュージンだが、連載が決定したのを機に、とうとう見吉の両親に結婚の挨拶に行く。結婚の挨拶だというのに、なぜかサイコーとシュージンの両者に話がしたいという見吉の父は、サイコーの亡き叔父・川口たろうの親友だったという。恵まれな・・・[続きを読む] |
2010 23:28 |
きづきあきら+サトウナンキ「エビスさんとホテイさん」
(約1600字) - defeated.
どこにでもいる普通のOLホテイさんは、本社から移動になったデキるOLエビスさんが苦手だ。しかしホテイさんはクールで高圧的で、定時に絶対退社するエビスさんの真実を偶然知ってしまう。ホテイさんは最初は反発していたエビスさんを知るうちに、少しずつ惹かれていく。つぼみコミックス創刊。つぼ・・・[続きを読む] |
2010 22:03 |
西野花「エンジェルヒート」
(約2300字) - defeated.
女手ひとつで自分を育ててくれた母親の治療費のため、七瀬はヤクザの叔父から仕事を請け負うことになる。それは巷で話題の媚薬・エンジェルヒートについての情報を仕入れるべく、謎の組織・ヘヴンに侵入する、というもの。ヘヴンに潜り込んだ七瀬は、情報を盗もうとしているところを男二人に見つかって・・・[続きを読む] |
2010 23:25 |
高永ひなこ「きみが恋に溺れる」3
(約1800字) - defeated.
御曹司であり、家を継ぐことが決められている礼一郎が、両親に請われて見合いをする。陣内と共に生きてゆくことを決めているかれは勿論断ったけれど、恋人がいないと言っている以上、見合い相手と逢うことすら拒み続けるのは難しい。なぜ恋人がいないと言う嘘をついているかと言えば、いると打ち明けれ・・・[続きを読む] |
2010 19:40 |
雲之助「ラブリートーク」
(約1500字) - defeated.
経験のなさに不安を覚えたはじめは、幼馴染みで外面の良い和博に練習台になってくれと頼む。当然和博は断るのだが、その理由は、はじめが予想していないものだった。一迅社からBLレーベル・gateauコミックス登場。百合漫画のもはやパイオニアであり、いわゆるニアホモ漫画を山のように排出して・・・[続きを読む] |
2010 21:19 |
高永ひなこ「恋する暴君」6
(約1500字) - defeated.
ひたすら三歩進んで二歩下がる展開が続いている「恋する暴君」も6巻目。森永が三歩進むと宗一が二歩下がる、でも森永が二歩下がっちゃうと宗一が慌てて三歩歩み寄ってくれる、それで森永が調子に乗って進むと宗一が思いっきり下がる、みたいな感じでなんとか距離がちょっとずつ詰まっている二人。二人・・・[続きを読む] |
2010 22:35 |
榎田尤利「交渉人は諦めない」
(約3300字) - defeated.
兵頭もUSBも環に奪われてしまった芽吹は、それでも立ち上がる。依頼人のいない事件において、大失態によって全てを失くしてしまった交渉人を立ち上がらせたのは、かれに惚れていると言い続けていた男ではなく、いつも傍にいる仲間だった。叱ったり、宥めたりしながらかれらは芽吹の様子を気にかけて・・・[続きを読む] |
2010 22:29 |
榎田尤利「交渉人は嵌められる」
(約2400字) - defeated.
「交渉人」シリーズの第四弾となる今作では、過去のシリーズで匂わされていた、未だ語られていない芽吹の過去について言及される。前回薬物によって正気を失った芽吹がなんどもうわ言のように呟いていた、「信じてやれなかった」ことによって「俺が殺した」男の話だ。芽吹が決して忘れることができない・・・[続きを読む] |
2010 14:22 |
日野ガラス「青年は愛を乞う」
(約1900字) - defeated.
楓は自分がゲイであることも、親友の奥田に片思いしていることもずっと隠し続けている。しかし、何かにつけて自分を「親友」だと言ってくれる奥田の誠意が次第にかれを追い詰めていく。衝動的に化粧をして、鏡にうつった自分に絶望する楓の回想という、印象的なシーンから物語は始まる。高校生の楓には・・・[続きを読む] |
2010 22:02 |
夏水りつ「犬は夢見て恋をする」
(約1400字) - defeated.
「犬も歩けば恋をする」<感想>「犬も走って恋をする」<感想>に続く、官能小説家今井ときゃわわ大学院生あっくんカップル、クールサディストなあっくんの先輩・透とブラコンワガママ今井弟・勝頼カップルのシリーズ三作目。再会後めでたく恋人同士になり、高校時代のように隠す性癖も気持ちもなにも・・・[続きを読む] |
2010 10:13 |
ヤマシタトモコ「BUTTER!!!」1
(約1900字) - defeated.
高校入学を機に、憧れだったダンス部に入部した夏は、見学もせず飛び込んだその部が社交ダンス部だったことを知る。出鼻をくじかれた夏だったが、社交ダンスの意外な魅力に惹かれていく。夏が憧れていたのはヒップホップダンスだ。路上で、彼女にしてみれば年上のいかつい男たちが真剣にアクロバティッ・・・[続きを読む] |
2010 19:33 |
山本小鉄子「ラッキーナンバー13」1
(約1200字) - defeated.
長身の大学生・妻夫木は、ある日寮の窓から、木の枝に引っかかった人間を見つける。それは先日、公衆の面前で別れを告げられていた大学の先輩・佐藤だった。佐藤に一目惚れした妻夫木は勢い余ってかれに告白し、即OKを貰う。妻夫木は非常に背が高く、顔も決して悪いほうではない。ただ見た目にも恋愛・・・[続きを読む] |
2010 13:48 |
月村奎「CHERRY」
(約1700字) - defeated.
成績よし、顔よし、家柄よしの大学生・直希は、辛辣な物言いや我儘な態度すら許される王子キャラとして通っている。しかし本当は裏で必死で勉強している努力家で、女の子からの告白を断り続けているのは、自分が恋愛経験のない童貞だと知られたくないからだ。しかし誰にも気づかれなかった直希の真実は・・・[続きを読む] |
2010 22:52 |
ヤマシタトモコ「ドントクライ、ガール」
(約1900字) - defeated.
諸事情により父親の知人宅に居候することになった女子高生(処女)のたえ子。彼女を迎え入れてくれたのは在宅エンジニアで、イケメンで、独身で、紳士的で、家では常に全裸の男・升田だった。本誌で第一回目を読んだときにぶったまげた、このシリーズがとうとうコミックスになった。あらすじ通りひたす・・・[続きを読む] |





















