日々是修行
書評掲載回数:160 回
このサイトで書かれた書評
2010 23:45 |
【書評】条文を捉える 著者:久野浜男
(約1200字) - 日々是修行
条文を捉えるⅠ~Ⅳ読了◎。工業所有権四法の逐条解説本。青本の向こうを張って、独自のスタンスで条文に徹底的な解説を加える。独自のスタンスとは、即ち一般法(民法、民事訴訟法等)に対する特別法として見た場合の、工業所有権法の意義を明確にするということ。ってわけで条文を捉えるⅠ~Ⅳ、やっ・・・[続きを読む] |
2010 22:22 |
【書評】わたしの渡世日記 著者:高峰秀子
(約700字) - 日々是修行
わたしの渡世日記読了◎。昭和四年に五歳でデビューしてから、五十五歳で引退するまで、きっかり半世紀、実に三百本を越える作品に出演した、”大女優”高峰秀子の一代記。高峰秀子の流儀で紹介されていた高峰秀子という人物像が、あまりに強烈だったので、これは読まずばなるまい、と購入。期待は裏切・・・[続きを読む] |
2010 16:06 |
【書評】外国語の水曜日―学習法としての言語学入門 著者:黒田龍之助
(約900字) - 日々是修行
外国語の水曜日―学習法としての言語学入門読了○。帯のアオリ文句は、「いつもこころに文法を」。著者は理系の大学でロシア語を教えている。ロシア語はマイナーで不人気なことでは、堂々のベストスリーに入る言語である。ロシア語に限らず様々な国の言葉に関する資料が揃っている研究室には、硬軟様々・・・[続きを読む] |
2010 16:04 |
【書評】弁理士試験代々木塾式・判例セレクト知的財産法 著者:大塚康英、廣田浩一
(約800字) - 日々是修行
弁理士試験代々木塾式・判例セレクト知的財産法読了○。近年の弁理士試験問題の傾向である判例重視の傾向に対応すべく、判例のポイント部分のみを抽出し、コンパクトにまとめた本。事件名、事案の概要、争点、結論、理由、アドヴァイス、が見開きに収まっている。アドヴァイスでは、他の判決との関係、・・・[続きを読む] |
2010 18:54 |
【書評】高峰秀子の流儀 著者:斎藤 明美
(約800字) - 日々是修行
高峰秀子の流儀読了◎。昭和四年に五歳でデビューしてから五十五歳で引退するまで、きっかり半世紀、実に三百本を越える作品に出演した、”大女優”高峰秀子。親族十数人を養うために、学校を諦め、ほぼ独学で知性を磨く。彼女はついに最後まで女優という職業を好きにはなれなかった。女優の持つ虚飾を・・・[続きを読む] |
2010 06:49 |
【書評】スノーボール 著者:アリス・シュローダー
(約800字) - 日々是修行
スノーボール読了◎。世界で最も有名な投資会社バークシャー・ハザウェイの会長兼CEOにして、「オマハの賢人」として、世界で最も尊敬される投資家であるウォーレン・バフェットの、初の公認の伝記。「人生は雪玉(スノーボール)作りに似ている。大切なのは、大きい雪玉を作るに適した長い長い坂を・・・[続きを読む] |
2010 20:18 |
【書評】ゲゲゲの娘、レレレの娘、らららの娘 著者:水木悦子、赤塚りえ子、手塚るみ子
(約600字) - 日々是修行
ゲゲゲの娘、レレレの娘、らららの娘読了○。書名のとおり、水木しげる、赤塚不二夫、手塚治虫の三人の娘たちが、それぞれの父親と作品を語りあった本。このタイトル。書名の勝利だよなー。それに尽きる。って言うと実も蓋もないか。んで、言葉としては”ゲゲゲ”がもっともポピュラーだけど、この本の・・・[続きを読む] |
2010 05:29 |
【書評】弁理士 最短合格の時間術・勉強術 著者:奥町哲行
(約900字) - 日々是修行
類書はいっぱい出ていますが、アマゾンで”弁理士試験”で検索するとこの本がトップに出ました。ってわけで読んでみましたが。内容的には今ひとつですな。面白くもないし役にも立たない。フルタイムで働きながら2年で合格、っていう看板にも偽りありだし。モチベーションを保つために偉人の言葉を読ん・・・[続きを読む] |
2010 06:38 |
【書評】橘傳来記―山田風太郎初期作品集 著者;山田風太郎
(約1000字) - 日々是修行
橘傳来記―山田風太郎初期作品集読了○。昭和22年に山田風太郎が、「達磨峠の事件」でデビューする以前に書いた全小説13編を完全収録。風太郎の原点であると同時に、すでに作家としての非凡な才能を感じさせる貴重な初期作品集。ってわけで、蛍雪時代の懸賞小説に入選した受験生を主人公とする作品・・・[続きを読む] |
2010 00:24 |
【書評】サラリーマン心理分析室―臨床心理士による悩み相談 著者:小川 捷之
(約600字) - 日々是修行
サラリーマン心理分析室―臨床心理士による悩み相談読了○。著者は臨床心理士で上智大学の教授。雑誌”自由時間”に連載した人気コーナー”結論のない人生相談”の単行本化。サラリーマンが持つ様々な悩みを、解決するのでなく、それを通して、精神的により豊かになることが出来るように、というスタン・・・[続きを読む] |
2010 14:34 |
【書評】古本綺譚 (平凡社ライブラリー) 著者:出久根達郎
(約600字) - 日々是修行
古本綺譚読了○。小説家であり古書店主でもある著者による、古書を巡ってのあれこれを綴ったエッセイ集。怪しげな売り手の話、屑屋さんとの付き合いの話、掘り出し物を逃した話、それから春本に偽装された芦原将軍の自伝の話、等々、俄かには信じられないような奇妙な話がちりばめられています。ネット・・・[続きを読む] |
2010 14:55 |
【書評】流れ星 著者:カレル・チャペック
(約600字) - 日々是修行
流れ星読了○。病院のベッドに横たわる一人の患者。全身を包帯で巻かれ、身動きはままならず、高熱を発している。飛行機が墜落し、一命はとりとめたものの、身元はおろか名前すらわからないのだ。ポケットには南米の植民地の小銭。体には幾つかの特徴のある傷。この患者X(エックス)は、いったい、何・・・[続きを読む] |
2010 23:17 |
【書評】ハル、ハル、ハル 著者:古川日出男
(約700字) - 日々是修行
ハル、ハル、ハル読了○。この物語はきみが読んできた全部の物語の続編だ”ハル、ハル、ハル”、あらゆる日記がいかにも日記って体裁で書かれるとは限らない”スローモーション”、千葉県の大部分は房総半島だ”8DOGS”、中篇3篇を収める。この本の最終ページに、著者自身が”新しい段階に入った・・・[続きを読む] |
2010 03:45 |
【書評】理屈が通らねえ 著者:岩井三四二
(約700字) - 日々是修行
理屈が通らねえ読了○。二文字厚助は江戸の算法塾の高弟で、旗本の三男坊、二十五歳。算法の問題ならなんでもこいと言うほどの自信はある。算法者の常として、理屈が通らないことが嫌いな性質(たち)だ。懸賞金付きの”十字環問題”を解いた栄誉が手に入るはずだったのだが。上方の算法者、安藤曲角な・・・[続きを読む] |
2010 06:03 |
【書評】マネーの進化史 著者:ニーアル・ファーガソン
(約1200字) - 日々是修行
マネーの進化史読了◎。原題は”THEASCENTOFMONEY”。このタイトルは科学評論家ブロノフスキーの”TheAscentofMan”(人類の進化)のもじり。サブタイトルは”AFINANCIALHISTORYOFTHEWORLD”。著者はハーヴァード大学の歴史学教授。マネー=・・・[続きを読む] |
2010 04:34 |
【書評】東京ファイティングキッズ 著者:内田樹、平川克美
(約700字) - 日々是修行
東京ファイティングキッズ読了○。気鋭の”ご意見番”内田樹と、その小学校時代の同級生で現役ビジネスマンの平川克美。世間を甘く見ることに掛けては、宿命的に優れているふたりによる、往復書簡集。国家論、アメリカ論、戦略について、マザーシップ、等々、広範囲かつディープなつっこみの数々。気鋭・・・[続きを読む] |
2010 19:59 |
【書評】ウナギのふしぎ―驚き!世界の鰻食文化 著者:リチャード・シュヴァイド
(約800字) - 日々是修行
どういうジャンルの本なんだ、これは?”ウナギ業界ルポ”と”ウナギ豆知識”をミックスして、”ウナギ料理薀蓄”を振りかけた、って感じか。んで、取り上げられているのは主にアメリカ及びヨーロッパのウナギ業界事情。装丁に偽りありだよなあ。カバー表紙にウナギの浮世絵使っといて。日本の業界事情・・・[続きを読む] |
2010 02:41 |
【書評】小説探険 著者:小林信彦
(約700字) - 日々是修行
小説探険読了○。ワシの三大老人アイドルのひとり、小林信彦翁による、小説のガイドブック、若しくは小説をネタにしたエッセイ。その小説の”語り口”に注意を払いながら、お奨めの小説を紹介していく。こちら)。特に”小説”には。ってことで、まずは、小説に関して信頼できるヒトを確保しよう、って・・・[続きを読む] |
2010 15:27 |
【書評】サウンドトラック 著者:古川日出男
(約900字) - 日々是修行
サウンドトラック読了◎。年齢6歳のトウタは、東京都の小笠原諸島北部の無人島に漂着した。母親の無理心中の犠牲者、年齢4歳半のヒツジコも、相前後して偶然、同じその島に漂着する。そして2年が経過した。二人は漂着生物として島に完璧に適応して生き残っている。島には野生のヤギが群棲する。二人・・・[続きを読む] |
2010 00:00 |
【書評】山椒魚戦争 著者:カレル・チャペック 翻訳:大森望、小林恭二
(約600字) - 日々是修行
山椒魚戦争読了◎。”ロボット”という概念を発明したことであまりにも有名な、チェコの作家、カレル・チャペックによる、文明批判SFの古典中の古典”山椒魚戦争”が、”SFを面白く翻訳させたら日本一”大森望と、”歴史を歪めて語らせたら日本一”小林恭二の、ゴールデンコンビによる新訳で、いま・・・[続きを読む] |




















