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ブロガーの本棚

奇想庵

このサイトで書かれた書評

06/04
2010 22:45
ファイナルファンタジーXI 電撃の旅団 編 ヴァナ・ディール公式ワールドガイド 2010 Vol.1
『ファイナルファンタジーXI 電撃の旅団 編 ヴァナ・ディール公式ワールドガイド 2010 Vol.1』 (約1600字) - 奇想庵

ファイナルファンタジーXI電撃の旅団編ヴァナ・ディール公式ワールドガイド2010Vol.198ページで税込み1575円とコストパフォーマンスは厳しい感じの攻略本だが、電撃の旅団の新しいシリーズの1冊目ということで興味を持って購入した。扱っているのがメイジャンの試練やアビセアンなど・・・[続きを読む

04/16
2010 22:04
会長はメイド様! (1) (花とゆめCOMICS (2986))
アニメ感想:会長はメイド様! 第1話「美咲ちゃんはメイド様!」 (約600字) - 奇想庵

原作は「月刊LaLa」連載中。昔、LaLaや花とゆめを購読していたこともあったが、最近はアニメ化された作品を見かけるくらい。「桜蘭高校ホスト部」を除くと、最終回まで見続けたアニメが記憶にない。もともとファンタジー色の強い傾向はあったが、「桜蘭高校ホスト部」や未読だし他社の作品だが・・・[続きを読む

03/24
2010 08:30
数学ガール/ゲーデルの不完全性定理
感想:『数学ガール/ゲーデルの不完全性定理』 (約1300字) - 奇想庵

シリーズ3冊目。本書で取り扱っているのは「ゲーデルの不完全性定理」。「理性の限界」を示すなどとも言われるが、数学の新たな可能性としてそれを捉えている。特に第10章「ゲーデルの不完全性定理」は難解だ。これまで新書などで読んだことはあったが、次元が違う。論文に即して登場人物たちと共に・・・[続きを読む

03/24
2010 07:31
天冥の標 2 救世群 (ハヤカワ文庫JA)
感想:『天冥の標2 救世群』 (約1000字) - 奇想庵

1巻の「メニー・メニー・シープ」からストーリーは全く別の地平へと移り、舞台は近未来の地球となった。近未来、いや現代のと言ってもいいくらいの近さであり、主に描かれているのは日本、そして日本人。同じ創作物と言っても、明らかに架空の世界と日常からわずかに離れた世界では受け取る重みが変わ・・・[続きを読む

03/22
2010 19:39
武士道セブンティーン
感想:『武士道セブンティーン』 (約800字) - 奇想庵

『武士道シックスティーン』の続編。前作は続編を想定して書かれたものではなかったので、エピローグ部分へ至るところからスタート。早苗は転校し、東松よりも更に剣道の実績のある学校へ。そこは勝利至上主義的な剣道が行われ、そんな剣道に違和感を覚える。対する香織は剣道部への仲間意識を持てるよ・・・[続きを読む

カテゴリ:文芸 |書名:武士道セブンティーン|著者:誉田哲也
03/18
2010 22:54
屋上ミサイル (このミス大賞受賞作)
感想:『屋上ミサイル』 (約800字) - 奇想庵

伊坂幸太郎はまだ2冊しか読んでいないが、本書が非常に伊坂的であることは感じ取れた。アメリカ大統領が監禁され、テロ集団に核ミサイルの発射ボタンが委ねられた世界。本書冒頭はそんな非常時にも関わらず、人々はまだ危機感に晒されていない東京から始まる。高校の屋上でたまたま顔を合わせた4人が・・・[続きを読む

03/16
2010 01:34
武士道シックスティーン
感想:『武士道シックスティーン』 (約1100字) - 奇想庵

文庫が平積みになっているのを見て興味が湧き、ハードカバーを借りて読んだ。16歳、高校一年生の二人の少女を主人公とした剣道もの。4月に映画が公開される。短い章ごとに、二人の主人公交互に視点が変わる。片や全中2位という実力を持つ香織。勝負に徹して、勝つためなら反則スレスレも平気でやっ・・・[続きを読む

カテゴリ:文芸 |書名:武士道シックスティーン|著者:誉田哲也
03/15
2010 21:27
医学のたまご (ミステリーYA!)
感想:『医学のたまご』 (約600字) - 奇想庵

海堂尊による中高生向け小説。横書きで書かれている。いつも通り、桜宮が舞台だが設定は2020年代と未来になっている。主人公は普通の少年で、彼が中学生でありながら医学部に通う話。ゲーム理論の権威である父親が作った潜在能力試験をすらすらと解いてしまったことで、東城大学医学部の藤田教授の・・・[続きを読む

03/12
2010 01:00
ファイナルファンタジーXI リーダースタイル Ver.091110 (BOOKS for PlayStation2)
『ファイナルファンタジーXI リーダースタイル Ver.091110』 (約2400字) - 奇想庵

ファイナルファンタジーXIリーダースタイルVer.091110(BOOKSforPlayStation2)ソフトバンククリエイティブによる「リーダースタイル」シリーズ3冊目。1冊目がVer.061019、2冊目がVer.070828、そして本書がVer.091110になる。2冊目・・・[続きを読む

03/07
2010 21:51
天地明察
感想:『天地明察』 (約900字) - 奇想庵

読み始めてすぐ、20ページ辺りで読む手が止まった。図付きで算術の問題が書かれていた。『今、図のごとく釣(高さ)が9寸、股(底辺)が12寸の勾股弦(直角三角形)があり、内部に直径が等しい円を二つ入れる。円の直径はいくらか。』1時間は猶に考えたが、答えが出ず。読み進めると答えは書かれ・・・[続きを読む

カテゴリ:時代小説 文芸 |書名:天地明察|著者:冲方丁
03/07
2010 20:54
もいちどあなたにあいたいな
感想:『もいちどあなたにあいたいな』 (約900字) - 奇想庵

『ひとめあなたに・・・・』を読んで以来、のめり込むように読んだ新井素子。当時刊行されていた全ての作品を見境無く買い捲り、特に気に入った作品は何度も何度も繰り返し読んだ。好きな作家は何人かいるが、新井素子は特別だった。でも、それは80年代前半の、一瞬に凝縮された期間、その鮮烈な煌き・・・[続きを読む

カテゴリ:文芸 |書名:もいちどあなたにあいたいな|著者:新井素子
02/02
2010 19:51
戦後民主主義と少女漫画 (PHP新書)
感想:『戦後民主主義と少女漫画』 (約1700字) - 奇想庵

図書館の書架で見掛けて借りた本。著者の飯沢耕太郎は写真評論家だが、その著作を読んだことはない。章を挙げて取り上げた作品は、大島弓子『バナナブレッドのプティング』、萩尾望都『トーマの心臓』、岡崎京子『ヘルタースケルター』の3冊。残念ながら私はどれも読んだことがない。本書の冒頭に、著・・・[続きを読む

01/31
2010 22:39
ライトノベル☆めった斬り!
感想:『ライトノベル★めった斬り!』 (約1700字) - 奇想庵

以前、「ライトノベルめった斬り!」の記事で、ネット上に掲載されている本書で取り上げられている100作品については触れた。Wiki「奇想庵の100冊」でそれを参考にライトノベル・ブックガイドも作ってみた。しかし、そもそも本書を読んでいなかった。本末転倒な感じだが、今更ながら読んでみ・・・[続きを読む

カテゴリ:文芸 |書名:ライトノベル☆めった斬り!|著者:大森望
01/29
2010 00:26
3月のライオン (1) (ジェッツコミックス)
感想:『3月のライオン』1~3巻 (約900字) - 奇想庵

二階堂を見て瞬時にそのモデルが誰か分かる程度の将棋ファンである(大崎善生『聖の青春』はもちろん読んでいる)。梅田望夫『シリコンバレーから将棋を観る-羽生善治と現代』の感想にも書いたが、将棋は指すことよりもスポーツ観戦のように観ること主体で関心を持っていた。過去の将棋マンガでは、『・・・[続きを読む

01/27
2010 18:29
ハーモニー (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)
感想:『ハーモニー』 (約1200字) - 奇想庵

昨年夏以来読書モードに突入し、その感想をここに記してきた。☆10個を最大とする評価を付け始め、250冊を越える小説・ノンフィクションで最高は☆8つ。『図書館革命』と『ベン・トー〈3〉国産うなぎ弁当300円』の2冊が該当するが、この2冊は共にシリーズの中の1冊である。シリーズである・・・[続きを読む

01/24
2010 20:58
SF本の雑誌 (別冊本の雑誌 15)
SFファン度調査 SF本の雑誌オールタイムベスト100版 パート1 (約4600字) - 奇想庵

「SFファン度調査SF本の雑誌オールタイムベスト100版」というサイトがある。以前紹介してもらっていながらまだ読んでいない『SF本の雑誌』に掲載されたオールタイムベスト100の作品を読んだかどうかチェックするCGIで、これまでの投稿者の票数も見ることができる。グレッグ・イーガンが・・・[続きを読む

01/12
2010 19:21
ウェブはバカと暇人のもの (光文社新書)
感想:『ウェブはバカと暇人のもの 現場からのネット敗北宣言』 (約1400字) - 奇想庵

一つは現在の日本のウェブの現状報告である。ニュースサイトの編集長の立場から「バカと暇人」のものとなってしまったウェブのありのままの姿を描いてみせている。まさに現場からのリアルな声といっていいだろう。もう一つは元博報堂社員としての経験を踏まえた広報におけるネットのあり方といった側面・・・[続きを読む

01/12
2010 18:15
天涯の砦 (ハヤカワ文庫JA)
感想:『天涯の砦』 (約600字) - 奇想庵

小川一水はストーリーテラーとしては一流である。だが、一方である種の「古さ」を感じてしまう。時代が変わっても人は変わらないという見方がある。時代の変化によって人も変わるという見方もある。もちろん、どちらも真実であり、変わる部分、変わらない部分があるという話である。小川一水のキャラク・・・[続きを読む