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ブロガーの本棚

mm(ミリメートル)

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書評掲載回数:227 回

このサイトで書かれた書評

09/02
2010 04:49
いまも、君を想う
川本三郎『いまも、君を想う』 (約600字) - mm(ミリメートル)

2008年に食道ガンで世を去った著者の夫人、川本恵子さん(ファッション評論家)の思い出を綴ったエッセイ集。私はファッションにはまるで興味がないのだが、川本三郎さんのファンなので「奥さんの著書も読んでみよう」と思い、『ファッション主義』(ちくまブックス)を読んだことがある。もう四半・・・[続きを読む

08/31
2010 06:04
ビジネス書大バカ事典
勢古浩爾『ビジネス書大バカ事典』 (約700字) - mm(ミリメートル)

ベストセラー『まれに見るバカ』などで知られる評論家が、100冊以上のビジネス書を読みまくり、「いかがわしいビジネス書『もどき』」の数々をメッタ斬りにする一冊。つまり、“ビジネス書版『トンデモ本の世界』”を一人で作ってみました、という趣の本だ。……と「はじめに」にあるとおり、著者は・・・[続きを読む

カテゴリ:人文 |書名:ビジネス書大バカ事典|著者:勢古浩爾
08/30
2010 12:09
古本暮らし
荻原魚雷『古本暮らし』 (約600字) - mm(ミリメートル)

郷里の母が手術を受けたので、妻とともに帰郷していた(重篤な病気ではないので、ご心配なく)。母は入院中だというのに化粧をして、看護師さんに叱られたそうだ(顔色から体調を判断できなくなるため)。70代も半ばをすぎたというのに、女心というのは幾つになっても変わらないものなのだなあ、と感・・・[続きを読む

08/27
2010 13:48
アイデアを盗む技術 (幻冬舎新書)
山名宏和『アイデアを盗む技術』 (約800字) - mm(ミリメートル)

テレビのバラエティ番組をおもに手がけている放送作家が、自らの経験をふまえ、アイデアを得るノウハウを説いた本。私がこれまでに読んだ「アイデア本」の中でも、阿刀田高の『アイデアを捜せ』などとともに、上位に位置づけたい一冊。たいへん参考になった。タイトルに難あり。これではまるで、アイデ・・・[続きを読む

08/24
2010 20:58
エッセイ脳―800字から始まる文章読本
岸本葉子『エッセイ脳』 (約1000字) - mm(ミリメートル)

岸本葉子著『エッセイ脳――800字から始まる文章読本』(中央公論新社/1470円)読了。京都造形芸術大学通信教育部での講座をベースにしたものだそうで、話し言葉で書かれており、すこぶるわかりやすい。『エッセイ脳』なるタイトルはいかにも「脳の本ブームに便乗しました」って感じだが、「エ・・・[続きを読む

08/22
2010 21:40
レンタルチャイルド―神に弄ばれる貧しき子供たち
石井光太『レンタルチャイルド』 (約1200字) - mm(ミリメートル)

石井光太著『レンタルチャイルド――神に弄ばれる貧しき子供たち』(新潮社/1575円)読了。少し前に読んですごくよかった『絶対貧困』の著者の、最新作。インドはムンバイのスラム街を舞台に、最貧困層の子どもたちを描いたノンフィクションである。女の物乞いは、赤ん坊を抱いているともらう金が・・・[続きを読む

08/17
2010 18:02
完全復刻版 新寶島
手塚治虫『完全復刻版 新寶島』 (約900字) - mm(ミリメートル)

言わずと知れた、手塚治虫の単行本デビュー作。戦後間もない1947年1月に発刊されるやベストセラーとなり、幾多の少年たちを熱狂させた伝説的作品である。「トキワ荘」の面々など、のちの大家の多くが、少年時代にこの作品を読んでマンガ家を志したという。藤子不二雄Aの自伝的長編『まんが道』で・・・[続きを読む

カテゴリ:その他 |書名:完全復刻版 新寶島|著者:酒井七馬
08/16
2010 11:53
老朽マンションの奇跡
井形慶子『老朽マンションの奇跡』 (約900字) - mm(ミリメートル)

「そのわりには毎日1冊ずつ本を読んで、余裕ありそうだなお前」と思われるかもしれないが、1本原稿を仕上げるごとに「ごほうび」に1冊読書をして、息抜きしているのである。著者は、「イギリスがどうしたこうした」という本をたくさん出している人。名前だけは知っていたが、著作を読むのは初めて。・・・[続きを読む

カテゴリ:その他 |書名:老朽マンションの奇跡|著者:井形慶子
08/15
2010 17:46
かかと
木村多江『かかと』 (約600字) - mm(ミリメートル)

日本一の薄幸顔美女・木村多江の初エッセイ集。先日読んだ南果歩の『瞬間幸福』につづいて、ひいきの女優のエッセイ集に手を伸ばしたしだい。表紙も含め、本の中にただの一枚も木村多江の写真が載っていない。当然、制作サイドの明確な意図をもってそうしたのだろうけど、ファンとしては残念。少しは写・・・[続きを読む

カテゴリ:エッセー 文芸 |書名:かかと|著者:木村多江
08/14
2010 21:37
減らす技術 The Power of LESS
レオ・バボータ『減らす技術』 (約1100字) - mm(ミリメートル)

レオ・バボータ著、有枝春訳『減らす技術』(ディスカヴァー・トゥエンティワン/1575円)読了。タイトルは10年前のミリオンセラー『「捨てる!」技術』の二番煎じのような印象だが、そうではない。本書にも「モノを減らす技術」についての言及はあるものの、それはほんの一部で、扱うテーマはも・・・[続きを読む

08/13
2010 11:18
私にはもう出版社はいらない~キンドル・POD・セルフパブリッシングでベストセラーを作る方法~
アロン・シェパード『私にはもう出版社はいらない』 (約1400字) - mm(ミリメートル)

私にはもう出版社はいらない~キンドル・POD・セルフパブリッシングでベストセラーを作る方法~アロン・シェパード著、平林祥訳『私にはもう出版社はいらない――キンドル・POD・セルフパブリッシングでベストセラーを作る方法』(WAVE出版/1575円)読了。アマゾンを介したPOD(プリ・・・[続きを読む

08/12
2010 12:39
テロルの系譜―日本暗殺史 (ちくま文庫)
かわぐちかいじ『テロルの系譜』 (約600字) - mm(ミリメートル)

かわぐちかいじの『テロルの系譜――日本暗殺史』(ちくま文庫/777円)を読んだ。1975年発表の初期作品。のちの代表作『沈黙の艦隊』につながるテーマの萌芽が見られる、かわぐちの原点ともいうべき連作短編シリーズである。タイトルが示すとおり、明治・大正・昭和に起きた代表的なテロ/暗殺・・・[続きを読む

08/09
2010 22:06
文学のレッスン
丸谷才一『文学のレッスン』 (約600字) - mm(ミリメートル)

今日は、宗教学者の石井研士さん(國學院大學教授)を取材。國學院大渋谷キャンパスにて。2年ほど前に立て替えたという國學院大の建物は、まるで大企業のオフィスのような洗練された佇まいだった。今回の取材テーマは、「メディアと宗教」。もともと私自身も強い関心のあるテーマなので、たいへん興味・・・[続きを読む

カテゴリ:文芸 |書名:文学のレッスン|著者:丸谷才一
08/07
2010 07:45
テレビと宗教―オウム以後を問い直す (中公新書ラクレ)
石井研士『テレビと宗教』 (約700字) - mm(ミリメートル)

石井研士著『テレビと宗教――オウム以後を問い直す』(中公新書ラクレ/882円)読了。宗教学者の著者(國學院大学教授)が、日本のテレビは宗教をどう扱ってきたかを批判的に振り返った本。副題には「オウム以後」とあるが、実際にはテレビ史の始まりから現在までが網羅的に取り上げられている。そ・・・[続きを読む

08/04
2010 12:02
日本人へ 国家と歴史篇 (文春新書)
塩野七生『日本人へ 国家と歴史篇』 (約700字) - mm(ミリメートル)

予約してあるのに2時間待ち。そして、実際の診察は3分足らず。毎度のことながらゲンナリする。ま、いつも本を持参して「読書タイム」にしているからいいけど……。で、昨日の診察待ちの間に読んだのが、塩野七生著『日本人へ国家と歴史篇』(文春新書/893円)。『日本人へリーダー篇』につづく第・・・[続きを読む

07/30
2010 20:22
姜尚中の青春読書ノート (朝日新書)
姜尚中『姜尚中の青春読書ノート』 (約600字) - mm(ミリメートル)

姜さんが少年期から学生時代にかけて読んだ思い出の書を選び、その本から受けた影響と当時の心象風景について語ったもの。本書のベースになっているのは、「朝カル」――朝日カルチャーセンターで姜さんが行なった連続講義である。ゆえに文章は「です・ます」の語り口調ですこぶる平明。書名から、何十・・・[続きを読む

07/27
2010 09:41
田中小実昌―行軍兵士の実存
岡庭昇『田中小実昌――行軍兵士の実存』 (約700字) - mm(ミリメートル)

今日7月27日は、私の「独立記念日」である。23年前の今日、私は勤め先の編集プロダクションを辞め、フリーになったのだ。その前の専属ライター期(1年だけだが)を含めれば、ライター生活丸24年を迎えたことになる。「それがどうした」と言われると困ってしまうが(笑)、私にとっては「初心を・・・[続きを読む

07/25
2010 17:37
私はなぜ麻原彰晃の娘に生まれてしまったのか ~地下鉄サリン事件から15年目の告白~
松本聡香『私はなぜ麻原彰晃の娘に生まれてしまったのか』 (約700字) - mm(ミリメートル)

私はなぜ麻原彰晃の娘に生まれてしまったのか~地下鉄サリン事件から15年目の告白~松本聡香『私はなぜ麻原彰晃の娘に生まれてしまったのか――地下鉄サリン事件から15年目の告白』(徳間書店/1470円)読了。少し前に読んだインタビュー集『オウムを生きて』(→当ブログのレビュー)にこの四・・・[続きを読む

07/24
2010 21:01
浮き草デイズ 1 (1)
たかぎなおこ『浮き草デイズ』 (約1100字) - mm(ミリメートル)

いまやイラスト・エッセイの世界で売れっ子となった著者が、イラストレーターを目指して上京し、『150cmライフ。』で本格デビューするまでの雌伏の5年間を描いたもの。彼女の著作の多くがコマ割りなしのイラスト・エッセイであるのに対し、本作はちゃんとコマ割りもされてコミック・エッセイにな・・・[続きを読む

カテゴリ:コミック |書名:浮き草デイズ 1 (1)|著者:たかぎなおこ
07/19
2010 12:20
瞬間幸福
南果歩『瞬間幸福』 (約900字) - mm(ミリメートル)

南果歩著『瞬間幸福』(文化出版局/1470円)読了。婦人誌『ミセス』に3年にわたって連載されたエッセイの単行本化。いまやハリウッド俳優の渡辺謙を夫にもち、自らも女優である著者が、2年半にわたったアメリカ暮らしをおもに綴ったもの。――となれば、いかにもゴージャスできらびやかな内容を・・・[続きを読む

カテゴリ:趣味・生活 |書名:瞬間幸福|著者:南果歩