社会のつくりかた!
書評掲載回数:58 回
このサイトで書かれた書評
2010 20:44 |
木下勇 『ワークショップ』
(約700字) - 社会のつくりかた!
「ワークショップ」とは、課題解決のために、参加者一人ひとりの知恵を引き出し、互いに意見を共有し、そこから新しい知恵を創造する方法論として、NPOなど「新しい公共」の担い手により、その活動場面などで幅広く使われている。従来、話し合いや会議の場と言えば、特定の人が話して、多くの人はた・・・[続きを読む] |
2010 20:43 |
敷田麻実・内田純一・森重昌之 『観光の地域ブランディング』
(約800字) - 社会のつくりかた!
山形県置賜地域を走る「山形鉄道フラワー長井線」は、経営不振から脱却するため、2000年より観光の振興に取り組んでいる。当初は、「置賜さくら回廊ツアー」や映画のロケ地となったブームで全国から大勢の観光客が訪れたが、どちらも一過性で終わり上手くいかなかった。しかし、2006年に観光客・・・[続きを読む] |
2010 23:58 |
嶋崎吉信・清水直子 『がんばれ美術館ボランティア』
(約800字) - 社会のつくりかた!
本書は、美術館ボランティアの現状と課題、そしてその可能性についての考察をテーマとしたもの。美術評論家と市民活動を専門とするフリーライターによる共著である。美術館には「学芸員」と呼ばれる専門職員がいる。資料の収集保管や調査研究から、ギャラリーガイド、監視、ワークショップ補助に至るま・・・[続きを読む] |
2010 21:50 |
かながわ女のスペースみずら 『シェルターから考えるドメスティック・バイオレンス』
(約700字) - 社会のつくりかた!
「ドメスティック・バイオレンス」(通称「DV」)。既に私たちにもおなじみの語彙ではあるが、しかし、それの起こるしくみや現状、問題を解決する際の課題、そして被害者の駆け込み先の存在など、その実態をきちんと把握している人は稀であろう。2001年に制定された「配偶者暴力防止法(DV防止・・・[続きを読む] |
2010 21:48 |
佐保豊 『日本のスポーツはあぶない』
(約800字) - 社会のつくりかた!
日本のアマチュアスポーツの世界には、危険が満ち溢れている。勝利至上主義による技術指導の優先や科学的根拠なき根性論の強要などが横行。中には安全面を二の次にする指導者も多数存在し、事故発生確率を高めている。スポーツ中の事故で負傷・死亡する人が後を絶たないのである。そもそも、なぜスポー・・・[続きを読む] |
2010 14:22 |
「9条世界会議」日本実行委員会 『9条世界会議の記録』
(約800字) - 社会のつくりかた!
本書は、2008年5月4-6日に行なわれた「9条世界会議」の記録である。世界中で紛争がおき、武器がつくられ、自然や人命が失われている。そうした現状を変えていくため、「武力に頼らず平和をつくる」という「日本国憲法」第9条の考えかたを、今こそ世界中に広めていこう。そんな思いで世界各地・・・[続きを読む] |
2010 22:51 |
島村八重子・寺田和代 『家族と住まない家』
(約800字) - 社会のつくりかた!
世間的に「両親と子どもから成る家族こそが完全」という規範が未だ強く残る現代日本では、父子/母子家庭や親/子のいない家庭は「不完全」、未婚者は「社会人として未熟」とみなされる傾向にある。しかし、人によっては、家族という共同体が自らの選択肢の幅を狭める煩わしい存在でしかない場合もあり・・・[続きを読む] |
2010 22:48 |
小松澤陽一 『ゆうばり映画祭物語』
(約800字) - 社会のつくりかた!
「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」(以下「ゆうばり映画祭」と略記)は、北海道夕張市で1990年に始まった映画祭である。本書は、夕張でこの映画祭が開催されるに至った経緯や、映画人と夕張市民との交流、夕張市が財政再建団体となり中止に追い込まれた映画祭が、市民の手によって再開され・・・[続きを読む] |
2010 22:45 |
NPO法人家づくり援護会 『建てる前に読む本』
(約700字) - 社会のつくりかた!
いまや住宅トラブルは、一部の不運な人にのみ降りかかる災難とは言えない状況にある。杜撰設計、不良契約、悪徳商法、不正見積り、工事ミス、業者倒産、欠陥住宅など、その内容は複雑多岐。専門的な経験や知識がないと解決や防止が困難な問題ばかりだ。納得のいく家を建てるためには、施主と施工者の信・・・[続きを読む] |
2010 16:12 |
平田オリザ 『芸術立国論』
(約800字) - 社会のつくりかた!
2001年に制定された「芸術文化基本法」。芸術家や文化人の社会的地位の低さや型にはまった文化行政を改革していこうとの意図が背景にあるのだが、その核心となる「文化権」に関しては、「文化芸術を創造し、享受することが人々の生まれながらの権利であることにかんがみ」との記述にとどまり、実現・・・[続きを読む] |
2010 22:42 |
美馬のゆり・山内祐平 『「未来の学び」をデザインする』
(約800字) - 社会のつくりかた!
「未来の学び」とは何か。本書では未就学児が日々の生活の中で活き活きと学んでいるように、大人もまた、学びを楽しみ、新しい知的探求の活動とすることができるはずだと考え、そうした学びを「未来の学び」とする。私たちの社会は、「学び」ということに関して、さまざまな課題を抱えている。例えば、・・・[続きを読む] |
2010 22:40 |
佐倉統/古田ゆかり 『おはようからおやすみまでの科学』
(約800字) - 社会のつくりかた!
私たちは、朝起きてから夜寝るまで「科学」というもの――食物、家電、交通機関、娯楽など、私たちの日常を取り巻くほぼ全ての人工物に用いられている知恵や技術――に完全に依存して暮らしている。社会システムが複雑化し、高度に専門分化した結果、衣食住を始め、エネルギーや情報通信、果ては娯楽に・・・[続きを読む] |
2010 22:38 |
山本繁 『やりたいことがないヤツは社会企業家になれ』
(約800字) - 社会のつくりかた!
「社会起業家」とは、社会におけるさまざまな課題をビジネス手法で解決しようとする人びとのこと。利潤追求を第一目的とする一般的な起業家との違いは、「社会にどれだけ強く影響や変化を与えたか」を成功の尺度にしているという点にある。この「社会起業家」は、やりたいことや表現したいこと、目標と・・・[続きを読む] |
2010 22:35 |
西野博之 『居場所のちから』
(約800字) - 社会のつくりかた!
学校信仰が根強く存在する私たちの社会。「不登校」の子どもたちに対する世間の差別意識や無理解――「不登校は怠け、甘え、逃げである」――により、当事者は自己肯定感を失い、未来が見えない絶望や不安に苛まれ、同種の圧力が家族にも重くのしかかる。「不登校」の子どもたちとの関わりをきっかけに・・・[続きを読む] |
2010 23:19 |
関根健次 『ユナイテッドピープル』
(約700字) - 社会のつくりかた!
ウェブサイトを閲覧し、サイト上のアイコンをクリックするだけで、NGO/NPOに簡単に寄付ができる募金サイト「イーココロ」。協賛企業から支払われる広告費の一部が寄付金にあてられるため、利用者は自らの懐を痛めることもない。本書は、この社会的な寄付システムを立ち上げた若き社会起業家の自・・・[続きを読む] |
2010 23:17 |
長坂寿久「編」 『日本のフェアトレード』
(約800字) - 社会のつくりかた!
フェアトレードとは、途上国の生産者と先進国の消費者とが対等なパートナーシップを結んで直接取引を行うこと。本書は、そうしたフェアトレードの入門書であり、フェアトレード団体の索引ともなる一冊である。第Ⅰ部では、フェアトレードの歴史やその基準、その市場は日本ではどの程度発達しているのか・・・[続きを読む] |
2010 23:15 |
嵯峨生馬 『地域通貨』
(約800字) - 社会のつくりかた!
「地域通貨」と聞いて筆者は、「定額給付金」の恩恵(?)のもと、ここ半年の間にあちこちの自治体で流通した地域振興券を最初に思い浮かべた。しかし、本書が扱う地域通貨は、法定通貨である「円」の代わりを果たすだけといった消極的なものではなく、人やモノやサービスを循環させることでコミュニテ・・・[続きを読む] |
2010 22:41 |
加藤哲夫 『市民の日本語』
(約800字) - 社会のつくりかた!
一般に、会議の場では声の大きい人の意見ばかりが通りやすい。声の小さい人、発言が苦手な人は、その場にはいるけれど「参加」はしていない。疑問や不満が積み残されたまま、多数決で何かが決定され、「合意」がつくられていく。小学校の学級会のように。会議の場でのこうした構図は、日本社会における・・・[続きを読む] |
2010 22:39 |
鬼丸昌也 『こうして僕は世界を変えるために一歩を踏み出した』
(約800字) - 社会のつくりかた!
著者は、高校三年時に、スタディツアーでスリランカを訪問。そこで、貧富の格差や内戦の傷跡と闘っている人びとを見て、観光気分が吹き飛ぶ。そこで出会ったのが、スリランカのNGO「サルボダヤ・シュラマダーナ(労働の分かち合いを通じてのすべての目覚め)」の創始者、A.T.アリヤラトネ博士だ・・・[続きを読む] |
2010 21:40 |
白石草 『ビデオカメラでいこう』
(約800字) - 社会のつくりかた!
本書は、インターネット放送局を運営するNPO法人「OurPlanet-TV」の設立・運営に関わった著者による、市民のためのドキュメンタリー制作入門ガイドブック。かつてテレビ局に勤めていたという著者は、映像作品はプロがつくるものと思っていたという。しかし、インターネット放送局の設立・・・[続きを読む] |





















