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ブロガーの本棚

新・たこの感想文

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書評掲載回数:408 回

このサイトで書かれた書評

09/03
2010 19:15
24時間以内の新着書評
つばさものがたり
(書評)つばさものがたり (約900字) - 新・たこの感想文

とある事情で、修行をしていた東京の店を辞した小麦。かねてからの夢だった、そして、父との約束だったケーキ店を故郷である伊豆で開くことに……。そんな小麦の兄・代二郎には、6歳になる息子がいる。叶夢というその子は、ちょっと変わっていて、天使のレイモンドと遊んでいるという。そして、開店の・・・[続きを読む

カテゴリ:文芸 |書名:つばさものがたり|著者:雫井脩介
09/01
2010 19:16
水上のパッサカリア (光文社文庫)
(書評)水上のパッサカリア (約600字) - 新・たこの感想文

一回り年下の内縁の妻・奈津を喪って半年。奈津のかわいがっていた犬と共と田舎町で静かに暮らす勉。だが、そんな勉の前にかつての「仲間」が現れる。そして、奈津は殺されたのだ、と告げ……うーん……感想を書くにあたり、色々と他の方の感想とかを見てみたが、賛否両論。そして、私自身は、かなり「・・・[続きを読む

08/30
2010 23:22
白砂
(書評)白砂 (約700字) - 新・たこの感想文

アパートをしながら受験を目指していた女性・高村小夜が殺害された。真面目だった、という彼女だが、アパートに通う中年男性、振り込まれいていた大金、そして、質素倹約を絵に描いたような彼女には不釣り合いなペンダントが残されていた。捜査に当たる刑事の目黒と山名は、そのペンダントが遺骨を用い・・・[続きを読む

カテゴリ:ミステリー 文芸 |書名:白砂|著者:鏑木 蓮
08/28
2010 10:32
化身
(書評)化身 (約700字) - 新・たこの感想文

一週間の休暇を手に入れ、南の島へとやってきたぼく。だが、昆虫採集をしようと密林に迷い込んだ挙げ句、脱出不能な池へとはまり込んでしまう。行き先を告げずにやってきたぼくは、そこで暮らすしかなくなり……(『化身』)冒頭に書いたように、脱出不能な池にはまり込んでしまった主人公の姿を描いた・・・[続きを読む

カテゴリ:ファンタジー 文芸 |書名:化身|著者:宮ノ川顕
08/27
2010 18:08
九月は謎×謎修学旅行で暗号解読 (講談社ノベルス)
(書評)九月は謎×謎修学旅行で暗号解読 (約700字) - 新・たこの感想文

9月、修学旅行で京都へ趣いた琴葉と棚彦は、理事長の差し金により、六角館での秘宝探しをすることに。ところが、そこの令嬢・明日香が行方不明になり琴葉は館に現れた別の探偵「なるさん」と、令嬢探しに。一方、横浜の学園では保が妙な暗号を見つけ……今回は、文字通り、暗号解読。それも、六角館の・・・[続きを読む

08/26
2010 18:37
バラバの方を (トクマ・ノベルズ)
(書評)バラバの方を (約600字) - 新・たこの感想文

大物画家・山田明の私設美術館の開館パーティー。山田を中心に、様々な敵意の交錯するその中で、事件は起きる。展示室に置かれた聖者殉教の絵画と同じような形に損壊された死体の山。そんな中、パーティー参加者である新聞記者・持田の元には、犯行予告と呼べる手紙が届いていた……後書きの中で、「ア・・・[続きを読む

08/24
2010 20:34
いつか陽のあたる場所で (新潮文庫)
(書評)いつか陽のあたる場所へ (約800字) - 新・たこの感想文

小森谷芭子と、江口綾香。それぞれ、刑務所で知り合った二人。下町で新しい暮らしを始めた二人だが、その暗い過去は常につきまとう。読んでいて、まず、頭の中に浮かんだ書籍がある。それは、『続獄窓記』(山本譲司著)山本氏が、刑務所を出てから、再出発するまでを綴った書なのであるが、その中で、・・・[続きを読む

08/24
2010 04:54
幻人ダンテ (講談社ノベルス)
(書評)幻人ダンテ (約600字) - 新・たこの感想文

記憶のない俺を、探偵は拾った。少女のように見えるその探偵は、天草しじま。そして、彼女に名付けられた俺は、赤月蒼。そして、その探偵は、どんな相手にでも擬態するいう、仮面の怪人・ダンテ……これを書いている最中、そして、読了後に他の人の感想とかをいくつか見ていて、「やっぱり」と思ったこ・・・[続きを読む

08/23
2010 20:18
密室から黒猫を取り出す方法 名探偵音野順の事件簿
(書評)密室から黒猫を取り出す方法 名探偵音野順の事件簿 (約600字) - 新・たこの感想文

なんていうか……相変わらずの、物理トリックへのこだわりと、その中で、よくよく考えると、色々と無理がある、という辺りが見事。例えば、表題作。密室で行った完璧な自殺の偽装。しかし、あと少しというところで、猫がそこに入り込んでしまった。だが、その猫は、密室から脱出していた……?密室トリ・・・[続きを読む

08/21
2010 22:19
球体の蛇
(書評)球体の蛇 (約600字) - 新・たこの感想文

1992年、秋。隣人の橋塚家の仕事を手伝いながら、そこでお世話になっている友彦。彼は、その橋塚家の長女・サヨの命を奪ったのは自分である、という負い目を持っていた。そんなある日、彼は、営業先の家で、そんなサヨに似た雰囲気を持つ女性・智子と出会う。そして、彼女の情事の声を聞くため、そ・・・[続きを読む

カテゴリ:ミステリー 文芸 |書名:球体の蛇|著者:道尾秀介
08/20
2010 21:11
武家屋敷の殺人 (講談社ノベルス)
(書評)武家屋敷の殺人 (約600字) - 新・たこの感想文

弁護士である川路が受けた依頼、それは、孤児院育ちの女性・静内瑞樹の生家を探すこと。残された手がかりは、孤児院に残された、具体的な地名などが一切でない手記のみ。川路は、リバーカヤック仲間の邦彦と共に、調べ始め……なんか、よく言えばサービス精神旺盛、悪く言うと詰め込み過ぎ。いや、決し・・・[続きを読む

08/19
2010 21:00
夢幻漂流 (小学館文庫)
(書評)夢幻漂流 (約900字) - 新・たこの感想文

静岡の山中で、白骨遺体が発見される。遺留品から、遺体は、二十年前に来日した中国人女性と思われる。しかし、担当することになった刑事・沼田康一郎は、その女性を追う内、別人である可能性にぶつかっていく。その頃、大阪では、会社社長の子供が誘拐される、という事件が起きる……物語は冒頭にも書・・・[続きを読む

08/18
2010 18:11
俯いていたつもりはない (光文社文庫)
(書評)俯いていたつもりはない (約900字) - 新・たこの感想文

自由に子供を遊ばせることを目的としたプレスクール・ラウンドテイルを母と共に経営する緋沙子。経営も順風満帆なあるとき、保護者の一人であるネイルサロン経営者・高柳凜子が行方不明になる。そして、かつて、緋沙子と関係を持っていた凜子の夫・英勝と再会する……ミステリーという形は取っているが・・・[続きを読む

08/17
2010 12:40
オーディンの鴉
(書評)オーディンの鴉 (約1000字) - 新・たこの感想文

若手有力議員と目されていた矢島。その矢島に対する、家宅捜索のその朝、彼は自ら命を絶った。疑惑を苦にしての自殺、警察はそう結論付けるのだが、地検特捜部の検事・湯浅と安見は、WEB上に矢島の個人情報などが漏れ、それに対する誹謗中傷が起こっている事実を発見する。独自に調査をする湯浅らだ・・・[続きを読む

カテゴリ:ミステリー 文芸 |書名:オーディンの鴉|著者:福田和代
08/16
2010 20:41
いじめとは何か―教室の問題、社会の問題 (中公新書)
(書評)いじめとは何か 教室の問題、社会の問題 (約1000字) - 新・たこの感想文

1980年代にいじめが社会問題として「発見」されて以降、日本では3度にわたる「いじめの波」が襲っている。その「いじめ」研究の歴史、日本と海外の比較、そして、その中でいじめによる悲劇を繰り返さない、少しでも減らすための方策を考察する。ということで、綴られるのは、序盤でまず、(主に)・・・[続きを読む

08/13
2010 20:23
トリック・シアター
(書評)トリック・シアター (約700字) - 新・たこの感想文

東京・晴海で男が殺害されていた。そこには「トガシ」というメッセージが。丁度、同じ時刻に奈良でもその被疑者の妻が殺害されていた。刑事の本多と矢木は、オカルト事件対策という「裏店」の警視正・安孫子と共に捜査を開始するのだが……『プリズン・トリック』では、多視点の描き分けができておらず・・・[続きを読む

カテゴリ:ミステリー 文芸 |書名:トリック・シアター|著者:遠藤武文
08/12
2010 20:25
玻璃の天 (文春文庫)
(書評)玻璃の天 (約800字) - 新・たこの感想文

昭和初期、華族・両家の子女が集う学校の、後期へと進学した花村英子。不穏な空気が流れる中、英子は、祖父の時代、兄弟がの新聞広告がきっかけで不仲となった内堀家の孫同士が恋愛関係となった、という相談を受ける。運転手のベッキーさんにも協力を仰ぐのだが……(『幻の橋』)前作同様、物語として・・・[続きを読む

カテゴリ:文芸 新書・文庫 |書名:玻璃の天 (文春文庫)|著者:北村薫
08/11
2010 18:03
マドンナ (講談社文庫)
(書評)マドンナ (約700字) - 新・たこの感想文

正直、つい最近まで『ガール』と頭の中で混同していて、すっかり読むのを忘れていた作品だったりする(笑)会社、サラリーマンなんていうのを題材にした作品、という意味では、『ガール』、はたまた『家日和』と言った作品と同系統にある作品なのは確かだが。冒頭に書いたように、主人公はそれぞれ、家・・・[続きを読む

08/09
2010 16:39
ラガド 煉獄の教室
(書評)ラガド 煉獄の教室 (約600字) - 新・たこの感想文

私立中学で起きた無差別殺傷事件。犯人は、2ヶ月前に自殺した、そのクラスの生徒の父親。それまで、何度も教室におしかけている存在だった。犯人は事件のときの記憶を失っているという。犯人は、誰を狙っていたのか?何が凶行に走らせたのか?数々の再現実験を駆使して真相に挑み……実験的小説、とい・・・[続きを読む

カテゴリ:ミステリー 文芸 |書名:ラガド 煉獄の教室|著者:両角長彦
08/08
2010 16:38
闇ツキチルドレン (講談社ノベルス)
(書評)闇ツキチルドレン (約700字) - 新・たこの感想文

地方都市・嵯峨沼。ここでは、動物、そして、人をも襲う「チャイルド」なる者による事件が起こっていた。そして、その容疑者として浮かび上がったのは、元警察官僚の最上。共感覚者の美夜は、ひょんなことから出会った少女・愛澄を助手として、最上を調べ始めるのだが……「共感覚」を一つの題材にした・・・[続きを読む