新・たこの感想文
書評掲載回数:273 回
このサイトで書かれた書評
2010 09:54 |
(書評)僕たちの旅の話をしよう
(約700字) - 新・たこの感想文
田舎に住む少女・舞の飛ばした風船に括られた手紙。その手紙は、東京に住む3人の少年少女たちの元へ届く。目の良い健一、耳の良い隼人、鼻の良い麻里安。ちょっと特殊な力を持った3人は、舞の手紙をきっかけに意気投合し、舞のところへ遊びに行こう、と計画を立てる。しかし、そんな3人に、理不尽な・・・[続きを読む] |
2010 00:29 |
(書評)覆面作家の愛の歌
(約800字) - 新・たこの感想文
「覆面作家」として、デビューした美貌の令嬢・新妻千秋。そして、彼女は、現実の事件をも解決してしまう探偵でもあった。第1作目の『覆面作家は二人いる』は、どちらかというと、ヒロインである新妻千秋のキャラクターそのもののインパクトがかなり強かったのだけど、今回は、そこに慣れたこともある・・・[続きを読む] |
2010 11:27 |
(書評)オイアウエ漂流記
(約900字) - 新・たこの感想文
トンガの飛行場をたった小型旅客機は、その最中、エンジントラブルで墜落してしまう。乗り合わせた乗客10人が、漂流の末、たどり着いたのは小さな無人島。それぞれ、色々とあるメンバーのサバイバル生活が始まって……物語は、トンガの小さな無人島にたどり着いた10人の男女が、そこでサバイバル生・・・[続きを読む] |
2010 12:02 |
(書評)新参者
(約1100字) - 新・たこの感想文
人形町にほど近い小伝馬町で、一人の女性が殺害された。その聞き込みのため、人形町に住む人々の元を刑事が訪れる。その刑事の名は、異動になったばかりの「新参者」・加賀恭一郎……まとめて何とも変な内容紹介文になったが、連作短編集……で良いのかな?加賀恭一郎シリーズの1作とも言える。形とし・・・[続きを読む] |
2010 21:51 |
(書評)庵堂三兄弟の聖職
(約800字) - 新・たこの感想文
まもなく、父の7回忌。東京に出ていた次男・久就が戻り、久々に庵堂家の三兄弟が揃うことに。死体を解体し、身近なモノへと改造する長男・正太郎。激しやすく、そして、チックにより、口汚い言葉出てしまう三男・毅巳。それぞれ、7回忌に向け、思うことがあり……真藤氏の受賞作4作を立て続けに読ん・・・[続きを読む] |
2010 01:58 |
(書評)探偵小説のためのゴシック 「火剋金」
(約700字) - 新・たこの感想文
各地で次々と事件を引き起こしていく怪盗・黒蜜柑。それが、実予にも現れた。あかねの兄・適は、黒蜜柑逮捕に失敗し、左遷の危機に瀕し、さらに、コモは犯人!?と言いつつ、同様の形で今度は、五行における相生シリーズが出る、という気配はあるのだが。でも、あかねを主にしたシリーズとしては、恐ら・・・[続きを読む] |
2010 00:07 |
(書評)身内の犯行
(約1800字) - 新・たこの感想文
いまや、殺人事件の2件に1件は、家庭内で起こっている。なぜ、最も身近なはずの家庭の中で犯行が起きたのか。12件の事件を中心に考察した書。ということになるわけだが、やっぱり、この手の書に対して、私は良い評価を与えることができない。とりあえず、最初に好意的なところを書いておくと、著者・・・[続きを読む] |
2010 17:13 |
(書評)遠海事件 佐藤誠はなぜ首を切断したのか?
(約700字) - 新・たこの感想文
86人以上を殺害した、と自供し世間の注目を浴び、そして、死刑に処された佐藤誠。しかし、彼の犯行は「完璧」で、結局、立件され、有罪となったのは、そのうちのわずかなものだけ。そして、その中で、特に際だった特色を示すのが遠海事件。書店チェーンの店長であった時代、その上司を殺害し、そして・・・[続きを読む] |
2010 21:50 |
(書評)トギオ
(約800字) - 新・たこの感想文
捨て子である「白」を拾った僕。だが、そのことがきっかけで、学校では激しいいじめを受け、家族も村で孤立していく。大都市である東暁と、村という全く別の世界。そんな世界での、「僕」の生き様……なんだろうな……一つ言えるのは、これは、「ミステリ」と言えるのか?という疑問。無頼の生き様を描・・・[続きを読む] |
2010 20:55 |
(書評)ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。
(約800字) - 新・たこの感想文
5ヶ月前、望月チエミは、母を殺害し逃亡。現在も、その行方はわかっていない。チエミの幼馴染みであり、故郷、山梨を離れ、東京でライター業をするみずほは、チエミの足跡を辿るべく、旧友たちの元を巡る……私は辻村さんと違い男性だし、山梨出身でもないのだけど、でも、私の生まれ育った場所、世代・・・[続きを読む] |
2010 03:12 |
(書評)約束の地
(約800字) - 新・たこの感想文
環境省のキャリア官僚として、八ヶ岳の麓へ赴任した七倉。彼を待っていたのは、地元の狩猟会と環境省の間の軋轢。さらに、頻発する熊による被害……。中でも「稲妻」と呼ばれる巨熊による被害は大きかった……大藪春彦賞は、私がずっと追いかけている賞ではあるのだが、ここ数年、ちょっと「変わり種」・・・[続きを読む] |
2010 16:23 |
(書評)三匹のおっさん
(約1000字) - 新・たこの感想文
父から受け継いだ剣道道場には生徒がいなくなり、会社も定年退職。しかも、そこで二世帯住宅の嫁に言われたのは、道場を潰して、何か教室を開きたい、という一言。散々な誕生日を迎えてしまった清田清一に、幼馴染みの重雄が出したのは、自分たちで自警団を作ろう、というもの。もう一人の幼馴染み、則・・・[続きを読む] |
2010 02:34 |
はなまる幼稚園・第7回
(約600字) - 新・たこの感想文
明日から、はなまる幼稚園は夏休み。夏休みにも、実家に帰るつもりはない、というつっちーに、桜は、杏と柊、小梅、さらには山本先生を交えて、つっちーの地元を回ろう、と言い出して……これ、実家に帰らない、ってつっちーを実家に帰らせる、もっとも有効な方法だし。てか、高校時代の先輩後輩、とい・・・[続きを読む] |
2010 16:30 |
(書評)ガール・ミーツ・ガール
(約800字) - 新・たこの感想文
紆余曲折を経て、デビューを控える身となった夏美。しかし、その売り方などで、早くもゴタゴタを引き起こしてしまう。そんなとき、有名シンガー・島崎ルイとのコラボ企画まで……。始めは「お断り」という夏美だったが、ひょんなことから引き受けることになって……『疾風ガール』の続編になる作品。物・・・[続きを読む] |
2010 20:44 |
(書評)モップの精は深夜に現れる
(約1100字) - 新・たこの感想文
様々な会社で、悩みを抱える人々。そんな人々が出会う、ど派手な格好をした清掃人・キリコ。彼らの前に事件が起こったとき、キリコの推理は、見事な冴えを見せて……ということで、『天使はモップを持って』の続編に当たる連作短編集。前作で、大介と結婚して……となっていたわけだけど、作品としての・・・[続きを読む] |
2010 18:37 |
(書評)銀座ブルース
(約800字) - 新・たこの感想文
太平洋戦争の傷跡の残る東京。GHQによる占領、相次ぐインフレ。混乱の中、特効崩れの刑事・武田は、次々と事件を追う。という連作短編集。これまで読んだ柴田氏の作品は、UMAモノと、そうでないもの、とで、どちらかというとUMAモノの方が面白い印象があったのだが、本作は、UMAとかは登場・・・[続きを読む] |
2010 21:43 |
(書評)名探偵症候群
(約800字) - 新・たこの感想文
突如、恋人に別れを告げられ、しかも、幼い頃からのライバル・早川花蓮の結婚式に、結婚間近の恋人と出席すると、既に周囲には……。相原茅乃は、「取材」という名目もあり、エスコート・サービスで嘘の恋人を仕立てて出席することに。ところが、当日に現れたのは、打ち合わせとは別人のセクシーな男・・・・[続きを読む] |
2010 22:40 |
(書評)ねこのばば
(約600字) - 新・たこの感想文
遅い昼餉を食べる若だんな。今日はやけに調子が良く、なんとお代わり。長崎屋を絶好調にしたのは一体……?(『茶巾たまご』)など、全5編を収録したシリーズ第3作。作品の雰囲気としては、非常に安定していて、前作でも思ったのだけど、世界観の中で、それぞれの登場人物が、自由気侭に動き回ってい・・・[続きを読む] |
2010 16:26 |
(書評)赤い蟷螂
(約800字) - 新・たこの感想文
「赤い蟷螂を見たものには、災いが訪れる」大学時代、赤井の周囲では、その噂に呼応するように、次々と友人たちが不可解な死を遂げた。それから10年、再び、赤井の周囲に噂が広まり、そして奇妙な出来事が起こる・・・・・・とりあえず、前作『虫とりのうた』よりは良かった。ただ、どっちかというと・・・[続きを読む] |
2010 21:09 |
(書評)ここに死体を捨てないでください!
(約800字) - 新・たこの感想文
大学生の妹から掛かってきたのは、アパートに現れた女性を刺し殺してしまった。そして、思わず仙台まで逃げてしまった、という電話。OLである香織は、急遽、妹のアパートに向かうと、確かにそこには女性の他殺体が。持ち物から、「山田慶子」という隣の村に住む女性と知った香織は、ひょんなことから・・・[続きを読む] |





















